私はイメージセンサーにゴミが付くのを嫌がって、なるべくレンズは付けっぱなしにしている。オリンパスOM-D E-M1は75-300ミリを付けっぱなしだし、ニコンD7200は18-300ミリを付けっぱなしだ。とくにニコンは広角から超望遠の高倍率ズームなので、レンズ交換時にゴミの入る心配はない。とは言うものの、やはりゴミは頭痛のタネであるので、ときどきテスト撮影をしてチェックして、カメラのクリーニング機構やブロワーを使っている。最近、IPPというメーカーのレンズ型クリーナーであるFujin(風塵) D (F-L001)が手に入ったので、使ってみた。これはニコンFマウントに対応するもので、価格は3M製のPM2.5対応フィルター1枚が付属して、アマゾン価格7,560円。キヤノンEFマウント用のFujinMarkII(EF-L002)もある。内蔵ファン(単3型電池4本)によって、イメージセンサーやミラーボックスのゴミを吹き飛ばすもの。この3M製フィルターを通った空気を吹き付けるので、空気中のゴミをセンサーなどに吹き付けてしまうことがない。装着はレンズを装着するのと同じ手順で行えばいい。あらかじめ電池を入れておく必要があるが、パイロットランプが点灯するので、入れ忘れ、電源の消し忘れを防ぐことができる。ニコンFマウント用であるので、D7200で試してみた。もともと、ゴミはほとんど付いていなかったが、このFujin Dを使ってみたら、きれいさっぱり、ゴミは青空の実写(絞りF22)でもわからなくなった。これは便利であるが、ファンを電池で作動するから、電池交換の手間と費用がかかるのはしかたがない。これからは時折、このFujin Dを使って清掃してみようと思っている。それでもとれない場合はしかたがないので、ニコンのサービスセンターへ持ち込もうと思っている。試用したばかりなので、またなにか気づいたことがあれば、この日記で紹介する予定。
超ワイドで室内を撮ってみた。超ワイドは露出がむずかしい。オリンパスPEN E-PL1、M9-18ミリF4、絞りF4、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO200。