いよいよ大晦日なので、来年のデジタルカメラシーンを勝手に予測してみよう。まず、全体的に画素数は増える傾向にあるだろう。もちろん、キヤノンEOS 5Dsシリーズの5060万画素を超える35ミリ判あるいはそれより小さいイメージセンサーのカメラはとうぶんは出てこないだろう。しかし、ハイエンドからエントリーまでのレンズ交換式デジタルカメラ、およびレンズ一体型カメラでは画素数増加の傾向には歯止めがかからないだろう。個人的には過度の多画素カメラには興味がないが、スマートフォンに追い上げられているカメラ業界の最後の砦とも言える画素数だから、必然的にそうなって行くのだろう。レンズ交換式の中で、一眼レフ対ミラーレスの戦いはまだまだ続き、とうぶんは一眼レフの天下が続くだろう。もし、一眼レフメーカー(いまは実質3社だが)がミラーレスカメラに本腰を入れるなら、一眼レフとミラーレスカメラのシェア逆転もあり得る。しかし、とりあえず来年はまだまだミラーレスカメラが一眼レフ(エントリーも含めて)にとって代わることはないだろう。しかし、数年後は不透明であり、もしかするとミラーレスカメラが主役になる日はそう遠くないかも知れない。それでも、ハイグレードおよびハイエンドの一眼レフは依然として、プロやハイアマチュアに使われ続けるだろう。それは交換レンズの豊富さで敵わないからというのも理由だ。とくに、動体撮影がメインのプロやハイアマにとって、大口径超望遠レンズは必須であり、その要求を満たすのは一眼レフ用交換レンズである。もちろん、マウントアダプターを付ければ、ミラーレスカメラにも装着できるのだが、今度はプラットフォームであるミラーレスカメラが大口径超望遠レンズに耐えうる剛性と耐久性を持つかどうかが問題になってくる。そういう意味で、大口径望遠レンズや、大口径広角レンズはスマートフォンに対するデジタルカメラの第2の砦となるだろうから、数多くの大口径交換レンズが登場するだろう。
今年もまたご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。

冬でも緑は残っている。微妙な色を出すために、RAWで撮影し、SILKYPIXで現像した。ニコンD7200、DX VR 18-300ミリF3.5-6.3G、絞りF6.3、絞り優先AE、RAW、ISO800。