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2016年 09月 30日
9月8日に発売されたキヤノンEOS 5D MarkIVと11月に発売されるソニーα99II、かなり性格のちがうカメラだ。しかし、ユーザーターゲットは重なり合う部分があるので、おもなスペックを比較してみることにしよう。いちばん大きなちがいは5D MarkIVが一眼レフなのに対して、α99IIがTLM(トランスルーセントミラー)カメラ、つまり一眼レフとミラーレスカメラの中間的な存在という点だ。だから、5D MarkIVは光学ファインダー、α99IIはEVF(電子ビューファインダー)ということになる。見え方など実際の使い勝手は別にして、この違いがいちばん影響するのが電池の持ちだ。フル充電での撮影可能枚数は5D MarkIVが約900枚(一眼レフ使用時)に対して、α99IIは約390枚(EVF使用時)と倍以上ちがう。また、TLMは半透過ミラーだから、撮像面に到達する光は全透過光量の半分になってしまう。これは撮像感度にも影響してくると思われるが、公称値で比べると、5D MarkIVがISO100-32000、α99IIがISO100-25600となっている。いっぽう、イメージセンサーはかなり性格が異なるものとなっている。5D MarkIVはデュアルピクセルCMOSイメージセンサーで、有効画素数は約3040万画素に対して、α99IIは裏面照射型CMOSイメージセンサーで、有効画素数は約4240万画素。画素数が大幅にちがうが、連写性能は5D MarkIVが毎秒約7コマ、α99IIが毎秒約8コマ。α99IIには毎秒約12コマという高速連写があるが、ハイブリッド位相差AFではF9以上、ハイブリッド位相差AF非対応でF4以上に絞ったときにはフォーカスは1コマ目で固定される。この制限があるため、いつも毎秒約12コマで連写できるわけではない。ただ、条件に制約はあるが、このような高速連写にミラー連動が不必要なTLMカメラならではの特長と言えるだろう。AFは5D MarkIVが専用位相差AFで61点、DPCMOSによる像面位相差AFでの測距点数は公表されていない。これに対して、α99IIは専用位相差AFで79点、像面位相差AFで399点、そして両者を併用したハイブリッド位相差AFのオールクロス79点が可能だ。数値的にはα99IIのほうが優っているようだが、5D MarkIVは約15万画素RGBセンサーを使う追尾システムがあるため、実際には比較実写してみないとわからない。また、毎秒約12コマの高速連写でのα99IIのAFは61点に制限される。シャッターは5D MarkIVが最高速1/8000秒、シンクロ1/200秒に対し、α99IIは最高速1/8000秒、シンクロ1/250秒とワンランク上のシャッターである。連続撮影可能枚数は5D MarkIVがJPEGラージファインで約110枚、RAWで約17枚、RAW+JPEGラージファインで約13枚。α99IIは毎秒約8コマ撮影時に、JPEGラージファインで71枚、RAW(非圧縮)で26枚、RAW(非圧縮)+JPEGで25枚。記録メディアは5D MarkIVがCFカード(UDMA 7対応)とSD/SDHC/SDXC(UHS-I対応)のデュアルスロットに対し、α99IIがSD/SDHC/SDXC(UHS-I対応)またはメモリースティックPRO Duoのダブルスロット。こうして比較してみると、両者はほぼ互角であると言える。そうなると、α99IIの価格がどうなるか、がクローズアップされることになる。
by hinden563
| 2016-09-30 10:40
| デジタルカメラ
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Comments(2)
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