ドイツの老舗レンズメーカーであるマイヤー・オプティック・ゲルリッツはソニーEマウント用で35ミリ判カバーの超大口径レンズ、Nocturnus 50ミリF0.95IIを発表した。マニュアルフォーカス専用だが、35ミリ判カバーで50ミリF0.95というレンズはライカ・ノクティルックスM50ミリF0.95ASPH.しかない。7群10枚構成、最短撮影距離0.5メートル、絞り羽根は15枚円形絞り、フィルター径67ミリ。重さは680グラム。価格は2999ユーロ。これほどの大口径レンズになると、被写界深度がきわめて浅く、ピント合わせは液晶モニタで拡大して行うのがベストだろう。
カシオは自撮り画像だけをスマートフォンに自動転送するモードを搭載したコンパクトカメラ、EXILIM EX-ZR70 HSを12月16日に発売する。価格は35,000円前後(税込み)を想定。Bluetooth LEによるスマホとの常時接続による「エクシリム・オートトランスファー」と、手を振るとシャッターが切れる「モーションシャッター」が特長の自撮りに適したカメラ。ボディー前面にもシャッターボタンがある。イメージセンサーは1/2.3型裏面照射型1610万画素CMOSセンサー。レンズは4.5-45ミリF3.5-6.5(25-250ミリ相当)の10倍ズーム。連写は最高毎秒30コマ、撮像感度はISO80ー3200(拡張でISO25600)。液晶モニタは3型約92万ドットで、上方180度ティルト可能。動画はフルHD(1080/30p)。記録メディアはSD/SDHC/SDXC。電池はNP-160で、フル充電時約280枚が撮影可能。大きさ・重さは99.6X59.5X25ミリ・約175グラム(本体のみ)。
RAWで撮って調整し、さらにPhotoshop CCで加工したもの。撮影はシグマMC-11マウントアダプターを使用。ソニーα6300、タムロン16-300ミリF3.5-6.3、絞りF8、絞り優先AE、RAW、ISOオート。