いよいよ年末近くなり、もう新製品の発表はないだろう。そこで、個人的に今年のデジタルカメラベスト5を選んでみよう。ジャンル分けにして、まず成長著しいミラーレスカメラのベスト5。1位はオリンパスOM-D E-M1 MarkIIだ。毎秒約10コマ(電子シャッターでは約18コマ)の高速連写、6.5段の有効段数を誇る5軸シンクロ手ブレ補正、50メガピクセルのハイレゾショットなど、圧倒的な性能を持つ。2位はソニーα6500で、α6300をさらにスペックアップし、5軸手ブレ補正をボディー内に内蔵した。3位はキヤノンEOSM5で、デュアルピクセルCMOSによる像面位相差AFが大きな特長だ。4位は富士フイルムのX-T2で、X-T1をさらにスペックアップしたミラーレスカメラ。5位はシグマsd Quattroで、一眼レフマウントを持ったミラーレスカメラとして、独自のポジションに立つ。なお、シグマsd Quattro HはセンサーサイズがAPS-H以外はsd Quattroと変わらない。
RAWで撮り、クリエイティブスタイルなどを調整した。ソニーα6300、E 16-50ミリf3.5-5.6PZ、絞りF8、絞り優先AE、RAW、ISOオート。