ソニーは近く、高速連写を特徴としたα7IIの後継機(おそらくα7III)を発表するだろう。以前に書いたように、α7シリーズの今後の最大のテーマは高速連写であるから、これをクリアした新製品を出してくると思われる。ミラーレスカメラであるから、本来はミラーのある一眼レフよりも高速連写に有利なはずだが、α7シリーズの連写は毎秒5コマにとどまっている。これを毎秒10コマないし12コマにアップすれば、ハイエンドの一眼レフに近くなる。ソニー自身はTLMカメラのα99IIで4240万画素ながら毎秒12コマの高速連写を達成しているのだから、α7シリーズでも不可能なことではないはずだ。ただ、α7シリーズはショートフランジバックのEマウントであり、α99IIが一眼レフと同じフランジバックのAマウントである点が大きくちがう。このマウントのちがいが高速連写を容易に達成できるかどうかの分かれ道なのだろうか。つまり、レンズが異なるから、デジタル収差補正の処理にちがいが出てきて、それが処理時間のちがいとなり、連写速度のちがいとなっているという推測だ。そうでもないかぎり、α99IIが画素数が多いにも関わらず高速連写ができる理由が見つからない。いずれにしても、ソニーはα7シリーズに高速連写機を追加することはまちがいない。
RAWで撮影し、ピクチャーコントロールなどを調整した。ニコンD7200、AF-S DX VR 18-300ミリF3.5-6.3G、絞りF8、絞り優先AE、RAW、ISOオート。