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2017年 07月 03日
レンズ交換式カメラでは相変わらずシェアの大きな一眼レフと、それを猛追しているミラーレスカメラの間の競争が激化してきた。では、現時点ではどちらのカメラのほうが優れているか、各項目で比較してみよう。まず、AFでは一眼レフでは専用位相差AF光学系、ミラーレスカメラでは像面位相差AFとコントラストAFのハイブリッドというちがいがある。動体の追尾能力という点では一眼レフのほうにまだ一日の長があるが、AFのカバーエリアと測距点数の多さではミラーレスカメラのほうが優っている。そして、ミラーレスカメラでは顔認識AF、そして一歩進んだ瞳AFのおかげで、初心者でも簡単に目にピントを合わせることができるようになった。この目にピント能力はソニーα9ではプロさえも舌を巻く出来上がりであり、ミラーレスカメラの一大長所となるだろう。いっぽう、動体追従能力は激しく複雑な動きをする被写体に対してはまだ一眼レフのほうが有利だが、広い測距エリアを生かして初心者でも的を外さない撮影ができるのがミラーレスカメラだ。ただ、あまり広い測距エリアでしかも測距点自動選択だと、狙ったターゲット以外にピントが合ってしまう可能性もある。とくに、木の枝に隠れている野鳥を狙ったり、あるいは球技で選手が絡み合っている場合などは広い測距エリアと自動選択はかえって邪魔になってしまう。こういうときには1点測距の精度と速度が求められるわけで、それはやはり一眼レフのほうが優れている。測光に関してはハイエンドおよびハイグレードな一眼レフは10万画素以上の専用測光センサーを持ち、色認識をしているから、測光が正確だけでなく、AFの動体追尾にも寄与している。いっぽう、ミラーレスカメラの測光は色認識はしていなし、測光用画素数も少ない。どうしてこうなっているのかの理由は撮像との関係があるのだろうが、ミラーレスカメラは一眼レフに一歩後れをとっているように見える。シャッターでは一眼レフがメカニカルシャッターだが、ミラーレスカメラでは像面シャッター(電子シャッター)と併用するものが多くなっている。電子シャッターは高速化および無音化できるのがメリットだが、ソニーα9を除いて「ローリングシャッター歪み」が顕著に出てしまうので、高速動体撮影向きではない。また、ローリングシャッターはストロボ撮影に向いていないので、メカシャッターを使わざるを得ない。グローバルシャッターはノイズ問題などが解決しないかぎり、まだ登場しないだろう。電子シャッターで有利なのは高速連写が可能なことで、ミラー連動の一眼レフではハイエンド機でも、ミラーレスカメラに敵わない現状となった。動画に関しては、一眼レフはミラーアップして撮影しなければならず、ファインダーは液晶モニタとなる。いっぽう、ミラーレスカメラは静止画と動画をシームレスに撮影できる。また、動画時のAF動作はミラーレスカメラでは像面位相差AFだが、一眼レフではキヤノンのデュアルピクセルCMOS AFを除いてコントラストAFである。ファインダーが光学ファインダーの一眼レフと電子ビューファインダーのミラーレスカメラはまったく異なるものであり、好みの問題も入るので、一概にどちらが優れているとは言えない。オートホワイトバランスは一眼レフ、ミラーレスカメラともに像面で行っているので、現在は大差がないものと思われる(以前、ニコンは外光式も併用していたが)。交換レンズのラインアップは歴史の長い一眼レフのほうが圧倒的に多く、まだ登場して来年で10周年を迎えるミラーレスカメラはラインアップがまだ不十分であり、とくに望遠系、超望遠系が劣っている。ボディーの大きさ・重さはミラーレスカメラのほうが圧倒的に有利ではあるが、今後望遠レンズ、超望遠レンズが出てくるとすれば、バッテリーグリップなどでボディーを握りやすくする必要が出てくるだろう。そうすると、ミラーレスカメラの小型軽量という長所はやや削がれることになる。ボディーの防塵防滴構造に関しては、現時点では一眼レフのほうに一日の長があるようだ。 追記 焦点工房はCommliteのマウントアダプター、CM-ENF-E1 PROの販売を開始した。ニコンGたいーうレンズをソニーEマウントカメラに装着する電子接点付きマウントアダプター。価格は45,000円(税別)。 RAWで撮って、ピクチャーコントロールなどを調整して、少しトリミングした。ニコンD7200、AF-S DX VR 18-300ミリF3.5-6.3G、1/500秒、シャッター優先AE、RAW、ISOオート。
by hinden563
| 2017-07-03 06:00
| デジタルカメラ
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Comments(4)
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薔薇の騎士
at 2017-07-03 21:48
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> 1点測距の精度と速度が求められるわけで、それはやはり一眼レフのほうが優れている
> 専用測光センサーを持ち、色認識をしているから、測光が正確 今年も何度かバラ撮影に行きました。不思議な光景は、高級一眼レフを駆使するハイアマと思しき人たちの多くは、がっちりした三脚の上で背面液晶を凝視ています。中には懐かしい「ピーク」or「堀内」ルーペでさらに凝視してピントを合わせています。「1点測距の精度」が良いならなぜ「OVF」でピント合わせしないのでしょうか? また「測光が正確」なら、どうして「一眼レフ」を用いる人々のほとんどは撮影し終わるごとに、必ず背面液晶で画像を確認するのでしょうか? 撮影会では「撮影のリズムが大事ですよ」と教えられますが、「背面液晶で画像を確認」していてはリズムも何もありません。 ミラーレスに乗り換えて以降、マニュアルフォーカス切り替えは不要となりました。狙ったところにジョイスティックで素早く移動、シングルポイントも3段(特に極小)で選択できます。さらにフルタイムマニュアル(同時に等倍表示に切り替わります)とフォーカスピーキングで、静物・風景ならジャスピン。そしてEVFと特にヒストグラム表示のおかげでRAW現像も激減し(というかほとんど行わないです)、撮影画像の確認は休憩中か、家に帰ってハードウエアキャリブレート・モニターでゆっくり眺めます。印刷時の加工もせいぜいアンシャープぐらい、用紙に合ったプリンタープロファイルをかませればモニター通りの美しい画像が出力されます。一眼レフ時代はせっせとRAW現像にいそしんでいましたが、今から思えばムダな時間でした。 あの重たいペンタプリズムやボディを厚くするクリックリターンミラーは「盲腸」としか思えないのです。
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hinden563 at 2017-07-04 17:26
薔薇の騎士さん
撮影に時間的余裕があり、かつ静物を写すなら、ライブビューで画像を拡大してピント合わせをするのがいちばん正確ですね。1点測距での精度を問題にしているのは、動体撮影で、しかも主要被写体の回りにほかのものが存在する場合です。また、色認識AEとAFの連動も動体の追従能力に関係しているのであって、静物撮影には関係がありません。位相差AFで差があるというのも、あくまでも動体撮影です。
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Orange
at 2017-07-08 10:47
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まあ、ミラーレスにもいろいろありますから。ちょうどDSLRにもいろいろあるように。
私はニコンD800Eを売ってソニーのミラーレスα7RⅡに切り替えましたが、問題ないです。むしろ、D800Eよりも小型軽量で画質も少し高画質になったので喜んでいます。AFも風景とポートレートだとα7RⅡの方が良いAFがある(拡張フレキシブルスポットはD800Eを超えている)。鳥追いのAFスピードはD800Eが良い。 連写にしても、最近の連写機α9はAFも速くて、DSLRが追随困難な秒20枚連写が出来るようになりましたね。 もう、現行の60万円のプロ機(秒14枚連写と秒12枚連写)をはるかに追い抜いている。 プロ機が秒20枚連写できるようになるのは10年先かな? すると、最新ミラーレス連写機は10年先行していることになる。 徐々にミラーレスも進化しているのだと思います。
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hinden563 at 2017-07-08 17:10
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