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2017年 09月 11日
50ミリ標準レンズの伝統的な実焦点距離は51.6ミリである。それは35ミリ判の開祖であるライカがエルマー50ミリF3.5レンズの実焦点距離を51.6ミリとしたからだ。この後、ライカLマウント(L39マウント)互換の50ミリレンズはすべて実焦点距離が51.6ミリになった。それは距離計(レンジファインダー)を正確に作動させるために、実焦点距離も正確でなければならなかったからだ。そして、一眼レフの時代になっても、この実焦点距離51.6ミリは50ミリレンズの焦点距離として長い間使われてきた。しかし、最近になって、50ミリレンズの実焦点距離を50ミリとしているメーカーもあり、また51ミリ前後のメーカーもある。なぜ、こんなことを言い出したかというと、先日、公開されたニコンのミラーレスカメラ用の50ミリF0.9レンズ特許出願の実焦点距離が51.6ミリだったからである(特開2017-156432)。ところが、これを伝えたウェブのほぼすべての記載が「52ミリ」となっていた。実焦点距離を四捨五入するとたしかにそうなのだが、51.6ミリの実焦点距離の歴史を知っていると、これは「50ミリ」と記述すべきではないかと思うのである。まあ、重箱の隅をつつくような話ではあるが、実焦点距離と公称の焦点距離はちがうのである。同じ日(2017年9月7日)に発表されたニコンの特許出願である特開2017-156429に係わるミラーレスカメラ用レンズも実焦点距離36ミリのF1.2レンズであるが、これも「35ミリ」F1.2レンズと記述すべきである。 陸自の輸送ヘリ、CH-47J「チヌーク」。RAWで撮り、ピクチャーコントロールなどを調整した。ニコンD7200、AF-S DX VR 18-300ミリF3.5-6.3G、1/500秒、F8、RAW、ISOオート。
by hinden563
| 2017-09-11 15:50
| レンズ
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Comments(4)
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small-talk at 2017-09-11 19:10
バルナックライカの標準レンズの焦点距離は51.6mm。
おそらく1950年代のレンジファインダーのレンズは、これに準じたのでしょう。 しかし、初期の一眼レフはフランジバックのためか、設計が難しく、大口径の標準は55〜58mm位だったですよね。 レトロフォーカスの設計技術が進んで、1970年代後半に、また50mm前後に戻ります。 ニコンのミラーレス標準レンズが、51.6mmとなるとしたら、ある意味、先祖帰りみたいですよね。 そして、往年の、そして最大のライバルであるキヤノンF0.95を50数年ぶりに見返したい、と考えるのは、流石に穿った見方でしょうか?
1
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hinden563 at 2017-09-11 21:41
small-talkさん
1970年代でも、50mmの実焦点距離は51.6mmでした。おそらく、大口径化のために、焦点距離が長めのほうが設計しやすかったからでしょうね。ニコンの50mmF0.9はキヤノンの50mmF0.95を抜き、さらにライカのノクティルックス50mmF0.95を抜くことになりますね。実現するとしても、特殊レンズの扱いにはなるでしょうが、楽しみですね。
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tmk_kikpy at 2017-09-12 12:15
伝統的には、そうなのでしょうね。
その昔、小西六が永らくヘキサノン52mmF1.8を作っていた頃は、この方が正直だものなぁ…と好意的に捉えていたのを思い出しました。
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hinden563 at 2017-09-12 12:47
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