ライカカメラが最初のミラーレスカメラ、ライカTLを出したときは、ライカのミラーレスカメラに対する取り組みはまだ本格的なものではなかった。あくまでもライカはM型がメインであり、ライカTLはサブカメラ的な扱いだった。しかし、ライカはその後、35ミリ判のミラーレスカメラ、ライカSLを出し、本腰を入れる構えを見せ始めた。35ミリ判というだけでなく、高解像度のEVFと、高速連写性能を持っていたからだ。そして、ライカTL2を今年に出したばかりで、こんどはEVFを内蔵したライカCLを出してきた。いまではライカのミラーレスカメラは下からTL2、CL、そしてSLとラインアップが揃ってきた。2018年にはSL用のレンズの拡充も計画され、ライカのミラーレスカメラは2018年末にはシステムカメラとしてかなり充実する予定だ。ライカの場合、一眼レフは中判のライカSだけで、35ミリ判やAPS-C判はミラーレスカメラとレンジファインダーのM型でカバーしようという戦略のようだ。そして、ライカM型はファインダー光学系にコストがかかるために、価格がM型よりはだいぶ安くて、より競争力のあるミラーレスカメラに期待しているように思える。
陸自の汎用ヘリ、UH-1J「ヒューイ」の2機編隊。RAWで撮り、ピクチャーコントロールなどを調整した。ニコンD7200、AF-S DX VR18-300ミリF3.5-6.3G、1/500秒、F8、RAW、ISOオート。