ハッセルブラッドはなんと4億画素(400メガピクセル)の出力画像が得られるハッセルブラッドH6D-400c MSを発表した。ペンタックスK-1などの4画素回転方式に似たピクセルシフトで4コマ、オリンパスに似たピクセルシフトで6コマのマルチショット合成により、オリジナルの100メガピクセルから4倍の400メガピクセル(記録画素数23200X17400ピクセル)の16ビットTIFF画像(ファイルサイズ2.3GB)が得られるというもの。出力解像度を300dpiにしても、なんと77X58インチのプリントアウトが得られる。高精細撮影が必要とされる美術品の複写などでの使用を前提としているという。USB3.0cによる接続で30fpsのライブビューでのテザリング撮影も可能。ハッセルブラッド独自のAFシステム、TrueFocus IIを搭載している。Wi-Fi機能もあり、背面モニタは3型タッチパネル。記録メディアはCFast2.0とSDのデュアルスロット。発売は3月を予定し、日本での価格は539万円前後(税別)を予定している。ハッセルブラッドは以前から、マルチショット(MS)モデルを投入してきたが、4億画素を達成したのは世界初だ。
山村雅昭さんへのオマージュ。RAWで撮影して、クリエイティブスタイルなどを調整した。ソニーα6300、E 16-50ミリF3.5-5.6PZ、1/500秒、F5.6、RAW、ISOオート。