キヤノンがレンズマウントに関する特許を出願し、2018年5月31日に公開された(特開2018-84713)。出願日は2016年11月25日である(特願2016-228451)。この発明によれば、カメラと高速通信可能な新レンズと、従来の通信方式のレンズをレンズ装着時に自動的に判別して、通信方式を切り替える。レンズマウントのバヨネット爪の後ろにこの新レンズと従来レンズを自動判別するためのスイッチが設けられている。マウントはEFマウントのようにも見えるが、新しいマウントであるかも知れない(図)。マウントの寸法などについての記述はないので、新マウントであるかどうかはわからないが、興味深い特許出願と言えるだろう。
キヤノンの特開2018-84713に係わるレンズマウントの実施例。図2はレンズ後部。
JPEG撮って出し、ニコンD300S、AF-S DX 17-55ミリF2.8G、絞りF8、絞り優先AE、AWB、ISO200。