オリンパスがマイクロフォーサーズ用の400ミリF4レンズの特許を出願し、2018年6月21日に公開された(特開2018-97277)。出願日は2016年12月15日である(特願2016-243857)。この発明は機動性に優れ、収差が良好に補正された結像レンズ系を提供することが目的である。実施例は400ミリF4であるから、35ミリ判換算で800ミリ相当の超望遠レンズになる。オリンパスは300ミリF4までの超望遠レンズをマイクロフォーサーズ用としてラインアップしているが、400ミリが加われば超望遠レンズの系列はほぼ完成する。図はこの特許出願の実施例のひとつである。なお、同様の400ミリF4レンズの特許出願はほかにも、特開2018-97275、特開2018-97276とあり、同じような特許出願を3つ出していることから、製品化の可能性が高いと見られる。
オリンパスの特開2018-97277に係わる超望遠レンズの実施例(400ミリF4)。
JPEG撮って出し。キヤノンEOS 5D、EF 24-105ミリF4L、絞りF5.6、絞り優先AE、AWB、ISO100。