富士フイルムはAPS-Cサイズのミラーレスカメラ、FUJIFILM X-T3を9月20日に発売する。価格はボディーのみ185,000円(税別)。イメージセンサーは新開発の23.5X15.6ミリの有効2610万画素裏面照射型X-Trans CMOS 4センサーを搭載し、画像処理エンジンはX-Processor 4。撮像感度はISO160-12800(拡張でISO80-51200)。連写は1.25Xクロップ(1660万画素)のスポーツファインダーモードの電子シャッター時毎秒約30コマの超高速連写ができる。さらに、プリ撮影モードで最大20コマの遡り撮影が可能だ。メカニカルシャッターでは毎秒約11コマの連写が可能。連続撮影可能枚数は可逆圧縮RAWで42枚、可逆圧縮RAWで35枚、非圧縮RAWで33枚。AFは位相差AF画素を現行の約4倍の216万画素にしたため、像面位相差AFエリアが画面のほぼ全域(約100%)となった。また、瞳AFはAF-Cモードにも対応している。EVFは0.5型約369万ドットの有機EL(OLED)で、倍率0.75倍(35ミリ判換算の50ミリレンズ時)、表示フレームレート約100fps。液晶モニタは3型3方向ティルト方式約104万ドットのタッチパネル。ボディー内手ブレ補正はなく、レンズ側で手ブレ補正を行う。シャッター最高速はメカニカルシャッターで1/8000秒、電子シャッターで1/32000秒、シンクロ1/250秒。測光は256分割測光。動画は4K/60pが可能で、さらに4K/60p 4:2:2 10ビットのF-LogをHDMI出力する。高速読み出しをしているために、電子シャッターではほぼブラックアウトフリーの撮影が可能で、さらにローリングシャッター歪みも軽減している。また、GFX 50Sのみに搭載されていた「カラークローム・エフェクト」(強・弱・OFF)を搭載している。Wi-FiとBluetoothを搭載している。記録メディアはSDXC/SDHC(UHS-II準拠)。電源はNP-W126Sで、フル充電での撮影可能枚数は約390枚。専用の縦位置バッテリーグリップVG-XT3では電池を2個収納できるため、撮影可能枚数は約1100枚となる。大きさ・重さは132.5X92.8X58.8ミリ・約489グラム(本体のみ)。ボディーは防塵防滴構造。
JPEG撮って出し。キヤノンEOS 40D、EF-S 17-85ミリF4-5.6、絞りF4、絞り優先AE、AWB、ISO100。