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2018年 09月 07日
35ミリ判ミラーレスカメラは先行するソニー、最近発表をしたニコン、キヤノンと三つ巴の戦いになってきた。ソニーはイメージセンサーメーカーでもある強みを生かして、裏面照射型CMOSイメージセンサーを採用し、ニコンも裏面照射型としているが、キヤノンは従来の表面照射型である。キヤノンがなぜ裏面照射型にしなかったのかその理由は不明だが、利点と欠点と考えた結果、表面照射型にしたものと思われる。特許出願では裏面照射型CMOSイメージセンサーに関する技術を開示していて、けっして技術的に裏面照射型ができなかった、というようなことはない。ただ、富士フイルムもAPS-Cサイズながら裏面照射型にしてきて、画素数が増えるほど裏面照射型のメリットのほうが大きくなるはずだ。また、イメージセンサーは像面AFとの関係が密接だが、ソニーは像面位相差AFの測距エリアを約93%(α7III)としている。これに対して、ニコンは測距エリアが約90%、キヤノンは約100X88%である。それほど差はないと言えるが、富士フイルムが約100%としてきたのは、スペック上は有利である。また、AF関係では顔認識AFを一歩進めた瞳AFがあるが、これはソニーα7シリーズはすべてAF-C追従の瞳AFを搭載している。ニコンZシリーズは顔認識AFのみ、キヤノンRはAF-S(シングルAF)のみで瞳AFが働き、富士X-T3はAF-C追従の瞳AFが働く。つぎに連写性能はソニーα7IIIがAF・AE追従で最高毎秒約10コマに対して、ニコンはAF追従・AE固定で毎秒約12コマ、キヤノンはAF固定で毎秒約8コマとなっている。これに対して、富士フイルムはAF・AE連動で毎秒約11コマ、クロップ時には電子シャッターで毎秒約30コマと、APS-Cカメラながらソニーα9の毎秒約20コマを大きく上回ってきた。ミラーレスカメラの利点は一眼レフのようなミラー連動が必要ないので、連写速度をイメージセンサーの読み出し速度により、一眼レフではできないスピードまで上げられるのが利点だ。だから、今後ミラーレスカメラの競争のひとつのポイントは連写速度になるだろう。もうひとつは手ブレ補正であり、ミラーレスカメラではいろいろな交換レンズをマウントアダプターで取り付けられるので、ボディー内センサーシフト手ブレ補正(IBIS)が有利と言われてきた。ソニーαシリーズは現在すべてIBISになっているが、ニコンもミラーレスカメラのZシリーズで初めてIBISを採用した。これに対してキヤノンはレンズ内光学系シフト方式である(手ブレ検知はセンサーでも行うデュアルセンシングISではあるが)。富士フイルムはハイエンド機であるX-H1で初めてIBISを採用したが、昨日発表されたX-T3ではIBISではなく、レンズ側手ブレ補正に戻っている。これは単なるコストダウンのためなのか、それとも光学系シフト方式の利点のほうを再認識したのか。今後の展開が注目されるところである。また、ニコンとキヤノンは35ミリ判ミラーレスカメラで大口径レンズマウントを売りにして、今後は大口径レンズをラインアップする構えを見せている。これに対してソニーはニコンやキヤノンのような超大口径レンズはラインアップしていないし、おそらく今後も作るつもりはないだろう。ソニーのレンズラインアップはごく常識的なものである。ニコンとキヤノンがこれからどのようなレンズラインアップをするのか(ニコンはロードマップを公開しているが)、これも注目点だろう。EVFおよび液晶モニタは高精細のほうがとうぜん好ましいが、この点で優れているのはニコンZシリーズとキヤノンRだ。ともに、EVFが約369万ドット、液晶モニタが約210万ドットだからである。最後に、動体撮影に限るが、「遡り記録」も重要な機能だと考える。最初はオリンパスが「プロキャプチャーモード」として採用したものだが、シャッター半押しで記録を開始し、シャッター全押しで撮影を開始した時点から、20コマ前後遡って記録ができるものだ。ベストのシャッターチャンスを得るには重要なものだが、現時点ではオリンパス、パナソニックのマイクロフォーサーズ勢と、富士フイルムX-T3が採用しているだけだ。この点にソニー、そしてニコン、キヤノンがどう対応してくるのだろうか。 JPEG撮って出し。ニコンD3、AF85ミリF1.4D、絞りF8、絞り優先AE、AWB、ISO200。
by hinden563
| 2018-09-07 11:08
| デジタルカメラ
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