キヤノンは35ミリ判ミラーレスカメラを2種類開発していると噂されてきた。ところが、現時点ではEOS Rのみであり、これはEOS 5D MarkIVと同系列のイメージセンサーを搭載している。そうなると、もうひとつ開発されているというミラーレスカメラはEOS5Ds/5DsR系統の多画素イメージセンサーを搭載していると考えるのが順当だ。ただし、5000万画素クラスのこのイメージセンサーは裏面照射型CMOSセンサーとなり、EOS5Ds/5DsRとは大きく異なるだろう。また、センサーシフト方式の手ブレ補正も搭載してくる可能性がある。EOS Rに対するユーザーの反応がいいため、この5000万画素クラスのミラーレスカメラは予想よりも早く登場しそうだ。2019年1月のCES、3月のCP+、5月のフォトキナ2019のいずれかで発表されそうだ。いちばん可能性が高いのは3月のCP+である。ニコンが多画素モデル(4575万画素)のZ7を最初に出して、2400万画素のZ 6を後で出すのと逆コースというわけだ。
ニコンは35ミリ判ミラーレスカメラ、Z 6を11月23日に発売することを決定した。ボディーのみ、24-70レンズキット、FTZマウントアダプターキット、24-70+FTZマウントアダプターキットが発売される。
JPEG撮って出し。ソニーα55、ミノルタAPOテレ400ミリF4.5、絞りF5.6、絞り優先AE、AWB、ISO100。