ニコンはハイエンド一眼レフのD6を2019年に発売するだろうが、どのようなカメラになるのだろうか。AFはD5の153点AFでほぼ完成の域に達しているので、これ以上の大きな進歩はないだろう。連写性能はミラー連動で毎秒約12コマ、ミラーアップで約14コマで、これはミラー連動で約14コマないし16コマにすることは考えられる。毎秒16コマぐらいがミラー連動の限界と言われているからだ。それ以上の連写高速化を望むとすれば、ミラーアップしかないが、ミラーアップすると自慢の位相差AFが使えなくなってしまう。そこで、像面位相差AFの登場ということになるだろう。像面位相差AFはミラーレスカメラのZ6とZ 7で経験ずみなので、あとはイメージセンサーの出力次第ということになる。イメージセンサーはおそらく2400万ないし2600万画素となるだろうが、この画素数で毎秒約20コマあるいはそれ以上の連写を叩き出せるイメージセンサーが搭載されるだろう。ニコンが引き続きソニーにイメージセンサーを製造させるとすれば、毎秒約20コマの出力を持つセンサーは可能だ。そのほかに大きな変更はないだろうが、記録メディアがいよいよCFX(CFExpress)になるのではないかと想像される。このD6は東京オリンピック2020に投入されるだろう。
コシナはフォクトレンダーブランドのULTRON Vintage Line 35ミリF2 Aspherical VMとCOLOR-SKOPAR Vintage Line 21ミリF3.5 Aspherical VMを2019年1月に発売する。どちらもライカMマウント互換のVMレンズ。35ミリF2は価格が9万円(税別)、5群8枚構成、最短撮影距離0.58メートル、絞り羽根は10枚、フィルター径39ミリ。大きさ・重さは52X28.1ミリ・170グラム。21ミリF3.5は価格が95,000円(税別)、8群9枚構成、最短撮影距離0.5メートル、絞り羽根は10枚、フィルター径39ミリ。大きさ・重さは52X30ミリ・180グラム。
JPEG撮って出し。キヤノンEOS 40D、EF-S 17-85ミリF4-5.6、絞りF5.6、絞り優先AE、AWB、ISO100。