キヤノンが35ミリ判ミラーレスカメラ用の可変ソフトフォーカスレンズの特許を出願し、アメリカで2018年12月13日に公開された(US 2018/0356617)。日本では公開されていない。出願日は2017年6月9日である(特願2017-114128)。この発明はソフトフォーカス量を変化させることができ、シャープな描写も可能である交換レンズである。実施例1では35ミリF1.4レンズとなっている(図)。像高から35ミリ判カバー、バックフォーカスからミラーレスカメラ用であることがわかる。ソフトフォーカスレンズは中望遠レンズが多いので、このような大口径広角レンズでのソフトフォーカスレンズは珍しい。
ライカカメラジャパンはライカ・ズマロンF5.6/2.8cm Limited Editionを12月20日に発売する。日本国内での限定商品で、50本限定販売。価格は38万円(税別)。従来のライカ・ズマロンMf5.6/28mmの外装をマットブラックペイント仕上げにしたもの。1955年発売の同一焦点距離同一F値のレンズに似た外観となる。
キヤノンのUS 2018/0356617に係わるソフトフォーカスレンズの実施例1。35ミリ判をカバーする35ミリF1.4レンズである。
JPEG撮って出し。キヤノンEOS 40D、EF-S 17-85ミリF4-5.6、絞りF4、絞り優先AE、AWB、ISO3200。