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2019年 02月 12日
35ミリ判ミラーレスカメラの戦国時代となり、いろいろな点でソニーα7III、キヤノンEOS R、ニコンZ 6(発売順)は似通ってきた。今回はその中でレンズの収差などを補正するデジタル補正について比べてみよう。ソニーはα7シリーズの早い段階から電子補正(デジタル補正)を採用してきた。α7IIIになって、歪曲(歪み)補正、周辺光量補正、そして倍率色収差補正がメニューのカスタム設定→レンズ補正からオフ(初期設定)、オンを選べるようになっている。ただし、レンズによってはオート(オン)に固定されて、オフが選べないこともある。キヤノンEOS Rはメニューのレンズ光学補正から、周辺光量補正、歪曲収差補正、デジタルレンズオプティマイザが選べ、デジタルオプティマイザを選ぶと自動的に倍率色収差補正および回折補正(小絞りボケ補正)がオンになる。なお、初期設定では周辺光量補正とデジタルレンズオプティマイザ(DLO)がオン、歪曲収差補正がオフになっている。ただし、レンズによっては歪曲収差補正などが自動的にオンとなって、オフにはできなくなる。ニコンZ6ではメニューから回折補正と自動歪み補正(歪曲収差補正)を選ぶことができるが、レンズのよっては自動歪み補正は初期設定でオンになり、オフにはできない。このように3機種とも似通っているが、いちばん補正パラメータが多いのはEOS Rである。ただし、倍率色収差補正と回折補正が独立して選べずに、DLOを選ぶと自動的にオンとなる点が残念だ。これはキヤノンのDLOの歴史から、こうなったものと想像される。もともと、キヤノンの光学補正(デジタル補正)であるDLOはカメラの生成したRAWデータから現像ソフトであるデジタルフォトプロフェッショナル(DPP)で選べるようになっていたからだ。その後、EOS-1D X MarkIIで初めてカメラ内にDLO機能が内蔵されるようになった。キヤノン、ニコンともに回折補正が働き、小絞りにしても回折ボケが目立たなくなったのは非常にいい。デジタルカメラでは長い間、回折現象を避けるためには、F5.6よりも絞らないほうがいい、という定説があったからだ。もちろん、被写界深度を深くしたい場合には、回折ボケを無視して絞り込んで撮影することもあった。しかし、回折補正の搭載でたとえばF22に絞り込んで撮影する場合にも躊躇しないですむようになった。キヤノンのDLOは倍率色収差補正と回折補正だけではなく、ほかの収差も補正するようになっていると説明されているが、詳しくはどのような収差が補正されるかは不明だ。いずれにしても、初のミラーレスカメラ、パナソニックLUMIX Gシリーズでは電子補正は邪道だと言われた時代から、いまのようにデジタル補正全盛の時代になった。まさに隔世の感があると言えるだろう。 JPEG撮って出し。ニコンD7000、AF-S DX VR 18-200ミリF3.5-5.6G、絞りF7.1、絞り優先AE、AWB、ISO400。
by hinden563
| 2019-02-12 08:00
| デジタルカメラ
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