マップカメラが2月の新品・中古デジタルカメラ人気ランキングを発表した。このうち、新品カメラのランキングでは1位がソニーα7III、2位がキヤノンIXY200、3位がソニーα6400とFUJIFILM X-T3、5位がニコンZ 6、6位がキヤノンEOS R、7位がオリンパスOM-D E-M1X、8位がパナソニックLUMIX DC-G9 PRO、9位がソニーα7RIII、10位がオリンパスOM-D E-M1 MarkIIとなっている。レンズ一体型カメラのキヤノンIXY200が2位といのは驚きだが、ほかは順当にミラーレスカメラが入っている。やや驚いたのはオリンパスのOM-D E-M1Xで、マイクロフォーサーズカメラとしては大きく重く高価である。しかし、高速連写やAFの追尾能力、手持ちハイレゾショットなどが評価された結果だろう。APS-C判のFUJIFILM X-T3が35ミリ判のニコンZ 6やキヤノンEOS Rよりも上に行ったのも注目される。同じくAPS-C判のソニーα6400は新製品効果が大きいと思われる。もちろん、コストパフォーマンスの良さも人気の理由だろう。α7IIIが相変わらず強さを発揮している。一眼レフがまったく見当たらないのも最近の傾向を表している。
このランキングはマップカメラ1社だけのものであるから、それなりの偏りはあると想像されるが、BCNの売り上げランキングと比較してみると興味深い。
JPEG撮って出し。FUJIFILM FinePix S5 Pro、AF-S DX VR 18-200ミリF3.5-5.6G、絞りF4、絞り優先AE、AWB、ISO100。