マップカメラの売り上げ(金額ベース)を集計した2019年7月新品デジタルカメラ人気ランキングが発表された。首位はニコンZ 6で、6月に続いてトップにランクされた。しかも、2位のソニーα7IIIに大差をつけての首位と伝えられている。交換レンズが揃ってきたこと、キャッシュバックキャンペーン、そしてファームアップによる瞳AFの追加などが要因だろう。3位はα7IIIに僅差でキヤノンEOS R。EOS Rもコンスタントに売れるようになった。4位には発売されたばかりのタフカメラ、オリンパスTough TG-6がランクインした。海水浴シーズンを迎えての需要だろう。5位はソニーα6400で、APS-C判ミラーレスカメラとしてコンスタントに売れている。6位はTG-6の登場で型落ち製品となったオリンパスTough TG-5。相変わらず売れているのが注目される。7位にはキヤノンPowerShot SX620 HSが入った。レンズ一体型高倍率ズームのデジタルカメラだ。かわりにずっとランキング常連だったキヤノンIXY200は11位になった。8位はライカQ2で価格が高いので、ある程度台数が売れるとランクインするものと思われる。高価格にもかかわらず売れている点が興味深い。9位はソニーα7RIII、10位はキヤノンEOS RPと35ミリ判ミラーレスカメラがランクインしている。一社だけの売り上げなので偏りはあるだろうが、BCNランキングと比較してみると面白い。
JPEG撮って出し。キヤノンEOS 5D MarkII、EF 24-105ミリF4L、絞りF5.6、絞り優先AE、AWB、ISO100。