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2019年 08月 30日
キヤノン、パナソニック、ソニーの連日の新製品ラッシュは今年の年末商戦の激化を予想させるに十分だ。各社ともそれぞれ独自の戦略を打ち出していて、今後の展開を占う参考になる。
キヤノンはAPS-C判レンズ交換式カメラの強化を打ち出し、自社開発・自社設計の3250万画素CMOSイメージセンサーを一眼レフのEOS 90DとEOS M6 MarkIIに搭載した。EOS 90Dはミラー連動毎秒約10コマの連写、45点オールクロス測距、視野率約100%の一眼レフファインダーとEOS 7D MarkIIに並んだ。その上で、約22万画素の測光センサーを利用して、一眼レフファインダーで顔認識AFによるトラッキングが可能だ。さらに、ライブビューではデュアルピクセルCMOS AFながら毎秒約11コマの連写を可能とし、あわせてシングルAF・サーボAFでも瞳AFが可能だ。また、記録メディアがSDHC/SDXCのUHS-II対応になったのがうれしい。EOS 7D MarkIIより劣っているのは防塵防滴構造ぐらいだろう。価格もボディーのみ15万円(税別)だし、EOS 7D MarkIIユーザーとしてはかなり食指が動く。いっぽう、EOS M6 MarkIIは3250万画素で、なんと毎秒約14コマの連写。RAWバーストだと約1800万画素にクロップされるが、毎秒約30コマの超高速連写も可能だ。これでEVFが内蔵されていればかなり気になるのが外付けなのがちょっと引っかかる。とは言うものの、一般ユーザーは背面モニタ撮影が当たり前だから、価格115,000円(税別)の低価格とあわせて魅力的なカメラである。このCMOSセンサー技術は35ミリ判のEOS Rシリーズにも広がるだろうから、ミラーレス戦争はこれから本格化しそうだ。 パナソニックのLUMIX DC-S1Hは6K/24pをはじめとする動画機能とデュアルネイティブISOテクノロジーで、プロユースの動画ミラーレスカメラに仕上がっている。個人的には動画に興味はないのだが、ソニーやキヤノンがこれにどう対抗してくるかも見ものである。そして、メカシャッターをメインとして、毎秒約9コマの連写も可能と静止画ミラーレスカメラとしても十分な機能を持つ。ボディー内手ブレ補正は35ミリ判デジタルカメラとしては初めて有効段数6段となり、レンズ内手ブレ補正と協調して6.5段の有効段数は驚異的だ。高感度側は拡張でISO204800だが、これはもう少し広げてほしかった。おそらくソニーが超高感度モンスターのα7SIIIを投入してくるだろうからだ。ただ、動画中心ということと、価格50万円ということで、現在の私にはまったく無縁のカメラではある。 ソニーのα6100とα6600はスペック至上主義だったソニーが低価格路線でキヤノンEOS Kiss Mを上下から挟撃する戦略機だ。スペック的には見るべきものはなく、個人的にはいま使っているα6300で十分である。ただ、リアルタイム瞳AFは心惹かれるものがあることはたしかだ。α6100が9万円、α6600が16万円(いずれも税別)で、画素数は2420万画素、連写が毎秒約11コマ。キヤノンEOS M6 MarkIIが前述したとおりに11万5000円(税別)で、3250万画素、連写が毎秒約14コマと手強いので、ソニーも想定していたよりは苦戦しそうだ。ただし、ソニーにはα7RIVがあるし、おそらくα7SIIIとα9IIを年末発売に向けて準備しているだろうから、35ミリ判ミラーレスカメラ戦争も再燃するだろう。 このような中、APS-Cミラーレスカメラ中心にラインアップしてきた富士フイルム、そしてマイクロフォーサーズの牙城を守るオリンパスはどのような戦略に打って出るのだろうか。そしてニコンはどう動くのだろうか。年末商戦は早くも波乱含みになってきた。
by hinden563
| 2019-08-30 12:00
| デジタルカメラ
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