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2019年 11月 25日
いまデジタルカメラではAPS-CサイズとかAPS-Hサイズなどと当たり前に使っているが、その起源はフィルムのアドバンストフォトシステム(APS)であり、カメラメーカーにとっては黒歴史である。APSは35ミリ判フィルムに代わる新しい規格として、コダック、富士フイルム、キヤノン、ニコン、ミノルタによって共同開発されたIX240に基づくフィルムシステムで、1996年4月に発売された。基本の画面サイズはアスペクト比16:9(ハイビジョン)のAPS-Hで、実画面サイズは16.7X30.2ミリ、APS-Cはそれをトリミングしてアスペクト比が35ミリ判と同じ3:2、そのほかにパノラマ判もあった。そして、ミノルタは35ミリ判一眼レフのα(A)マウントではなく、まったく新しいVマウントを採用したAPS一眼レフ、VECTIS S1を1996年6月に発売した。キヤノンは35ミリ判一眼レフと同じEFマウントを採用したAPS一眼レフ、キヤノンEOS IX Eを1996年10月に発売した。ニコンも35ミリ判一眼レフと同じニコンFマウントのAPS一眼レフ、ニコンPronea 600iを1996年12月に発売した。その後、キヤノンはIX50、ニコンはPronea Sと普及機を出している。そのほか、レンズ固定式一眼レフとして、オリンパスがCenturion、富士フイルムがEpion 4000を販売している。また、レンズ一体型APSカメラは各社から出ているが、成功したのはキヤノンIXYだけで、このコンセプトはデジタルカメラのIXYに引き継がれる。 ![]() JPEG撮って出しの2枚をPhotoshopで合成。風景はニコンD500、AF-S DX VR 18-300ミリF3.5-6.3G、ヘリはキヤノンEOS7D MarkII、シグマ100-400ミリF5-6.3、ともにF8、1/500秒、AWB、ISOオート。
by hinden563
| 2019-11-25 07:00
| フィルムカメラ
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