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2020年 09月 23日
ソニーα7SIIIが10月9日に直販価格409,000円(税別)でいよいよ発売されるが、個人的にはα7Cを上回る期待とそして多少の不満を持っている。大きく期待されるのはローリングシャッター歪みの少なさである。もともと約1210万画素という少ない画素数であるから、読み出し画素列が少ないため、幕速が相対的に早く、ローリングシャッター歪みが少ない。そこへ読み出し速度を約2倍にしているというから、ローリングシャッター歪みはもしかするとα9IIよりも少なくなるのではないかと期待している。もしα9IIと同レベルだとしても静止画撮影には有利であることは間違いのないところだろう。そして、静止画フォーマットにHEIF(ヒーフ)を採用したのも注目されるところだ。このHEIFは10ビット記録であり、8ビットのJPEGよりも画質が良く、また圧縮効率もいい。キヤノンEOS-1D X MarkIII(2020年2月14日発売)でデジタルカメラとしては初めて採用された規格であり、ソニーがHEIFを採用したことはこの規格の広がりをサポートすることになるだろう。もともとアップルがiPhoneの内蔵デジタルカメラに採用したHEIFだが、デジタルカメラに広く採用されれば、JPEGに変わるファイルフォーマットになるだろう。第2の期待は約944万ドットという世界最高の精細度を達成したOLEDのEVFで、しかもファインダー倍率が約0.9倍、フレームレートを60/120fps切り替え可能と、α9IIをはるかにしのぐ電子ビューファインダーである。120fpsでのなめらか表示はこれまでのEVFを常識を覆すだろうとさえ思っている。第3の期待はもちろん動画で、4K/60pと4K/120p(約1.1倍クロップ)の記録が可能で、ボディーの放熱構造、放熱対策により、4K/60pで1時間を超える記録ができるという。第4の期待は、CFexpress Type AとSD UHS-IIの互換ダブルスロットであるということだ。ソニーはCFexpress Type Aカードと専用カードリーダーをカメラと同時に発売する。理論上の最大転送速度1000MB/秒(実際には書き込みで約700MB/秒)だから、CFexpress Type Bの理論上の最大転送速度2000MB/秒(実際には書き込みで約1500MB/秒)に次ぐ高速転送を4K/120pの動画記録に生かすことができる。もちろん、新設計の画像処理エンジンBIONZ XRの高速処理能力に負うところが大きいのだろう。第5の期待は測距エリアの約92%をカバーする759点の像面位相差AFと425点の像面コントラストAFのファストハイブリッドAFで、α9IIをしのぐ(α9IIは693点)高速高精度のAFが搭載されていることだ。そして、リアルタイム瞳AFとリアルタイムトラッキングは動体追尾能力にも優れている。こうして見ると、オールマイティーの35ミリ判カメラであるが、不満がないわけではない。ひとつは約1210万画素という画素数で、これは2007年に登場したニコンD3とほぼ同じ画素数である。もちろん、技術の進歩で2007年当時に比べればシャープネスは大幅に向上しているだろうが、絶対的な解像度ではやはり約1210万画素相当ということになるだろう。α7SIIIが発表される前に期待をこめて予想したクアッドベイヤーの約1200万画素と4800万画素の切り替え可能な裏面照射型CMOSセンサーだったら申し分なかっただろう。そうすれば、解像度の足りなさをカバーできるだけでなく、4800万画素からの8K/30p動画でさえ可能だったはずだ。約1210万画素では画質低下するアップコンバートをしないかぎり、約3300万画素の8K動画は不可能だからである。クアッドベイヤーCMOSは価格的に無理だとしたら、せめて2000万画素を超えて欲しかった。約30万円(税別)のキヤノンEOS R6でさえオーバー2000万画素なのだから。これだけが唯一の不満点であり、そのほかはほぼ満点と言える35ミリ判ミラーレスカメラである。 JPEG撮って出し。ニコンD500、AF-S DX VR 18-300ミリF3.5-6.3G、絞りF8、1/500秒、AWB、ISOオート。
by hinden563
| 2020-09-23 07:00
| デジタルカメラ
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Comments(4)
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jj
at 2020-09-25 21:26
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クアッドベイヤーの約1200万画素と4800万画素の切り替え可能な裏面照射型CMOSセンサーは、α9SでEOS1Dの価格で出してくるのではと予測してます。
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hinden563 at 2020-09-25 22:00
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カイト
at 2020-12-29 14:36
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フルサイズ 2000万画素以上だと、4k60p動画の時に画角がクロップされる機種が大半ですからね~
α7SIIIみたいに1200万画素だけど4k60p動画の時にクロップなしのフルサイズというのは動画カメラとして英断だったと思います これからの時代は写真メインで動画機能がおまけの伝統的なカメラと、α7SIIIみたいな動画メイン、写真はおまけのカメラが併存していくんだろうと思います そこからユーザーが自分に求めるカメラを選んでいく形になるんでしょう
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hinden563 at 2020-12-30 16:35
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