
パナソニックLUMIX S5II(S5 MarkII)は像面位相差AFを同社として初めて採用したことが話題だが、私は価格設定にびっくりしている。ボディーのみで248,000円(税込み)と20万円台前半まで持ってきたからだ。ライバルとなるのはソニーα7IV、ニコンZ 6II、キヤノンEOS R6 MarkIIだろう。実販価格でα7RIVは325,710円(マップカメラ、1月10日現在)、Z 6IIは241,560円(同)、EOS R6 MarkIIは356,400円(同)である。価格だけだとニコンZ 6IIが安いが、2020年の発売で、ディープラーニングによる被写体自動認識はないし、全体にややスペックが劣っている。α7IVは画素数が約3300万画素とS5II、Z6II、EOS R6 MarkIIの約2400万画素よりも多い点が異なる。また、ディープラーニングによる被写体自動認識もない。ソニーがディープラーニングによる被写体自動認識AFを搭載したのはα7RVが最初である。S5IIは2月16日発売だが、すでに発売されているα7IVは人気が高いが、在庫は潤沢のようだ。Z6IIはどのショップでも在庫があって買える状態になっている。EOS R6 MarkIIは品薄で、どこのショップでも問い合わせになっていて、在庫がない状態だ。S5IIの供給態勢はどうなるのだろうか。S5IIはLマウントレンズがまだ少ないのが弱点と言えるだろう。とくに超望遠系がないので、現在流行している野鳥撮影とか飛行機撮影などには一歩遅れているが、いずれは出てくるだろうし、シグマが60-600ミリをLマウントで出してくるのは間違いないだろう。こうして見ると、LUMIX S5IIはコストパフォーマンスがきわめて高いミラーレスカメラと言えるだろう。AFとくにトラッキング性能などは比較実写しなければわからないが、スペック上はほぼ不満のないのがS5IIだ。ニコンはZ 6IIの後継機を近いうちに発表するだろうが、どういう価格づけをしてくるかが注目される。
ちに発表するだろうが、どういう価格づけをしてくるかが注目される。
追記 リコーイメージングはリコーGRIII Diary Edition Special Limited Kitを1月20日に発売する。全世界2000台の限定販売品で、直販価格は141,461円(税込み)。メタリックウォームグレーの特別色で、その色にあわせたアクセサリーを同梱したキット。単体モデルも2023年春に発売予定。新しいイメージコントロール「ネガフィルム調」を搭載しているのも特長。