
やや旧聞だが、韓国サムスンはSD Expressに対応した256GBのmicroSDカードのサンプル出荷を開始した。SD ExpressはSD 7.0に準拠した転送規格で、接続インターフェースはPCIe 3.1。理論上の最大転送速度は985MB/秒、このサムスン製品の最大転送速度は800MB/秒で、CFexpress Type Aとほぼ同じ転送速度になる。デジタルカメラで現在microSDを採用しているのはニコンZ fがあるが、現時点ではSD Expressには対応していない。ハードウエア上はSD UHS-IIに対応しているため、もしサムスンのSD Express microSDを使っていても、SD UHS-Iとしてしか動作しない。これがSDExpressの最大の泣き所で、後方互換性が弱い。CFexpressはCFカードの規格を引きずっていないため、CFexpress 4.0のカードを使っても、CFexpress2.0にそのまま対応する。サムスンがなぜmicroSDのSD Expressカードをこのタイミングで出荷する理由は不明だが、とうぜん使用目的が明確になっているからだろう。なお、SD Expressに対応したフルサイズのSDカードもSanDisk、Phison、GTS、ADATAの4つのメーカーからCP+2024に出展されていた。