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2013年 06月 30日
デジタルカメラに背面モニタを付けたのは大きな発明であり、デジタルカメラの利便性の大きな特長のひとつになっている。ただ、背面モニタは一眼レフやEVFをのぞいたときに、鼻の脂が付いてしまうし、指紋も付いてしまう。とくに、タッチパネルになると、モニタ表面がかなり汚れてしまう。なんとなく気分が良くないだけでなく、視認性も落ちてしまう。このため、モニタを拭くための布が売られているが、いちいち拭くのは面倒だ。自動的に清掃してくれる機構が付かないか、と思っていたら、ニコンからこれに関する特許出願が出ていた(2011年12月19日出願、2013年6月27日公開、特開2013-127574)。これは背面モニタが可動式になっていて、横方向に振り出して使うようになっている。とうぜん、このモニタは上下方向にも可動式なのだろうが、収納するときには、モニタ面を内側にするようになっている。そして、モニタ面と接触するカメラ側には清掃部があり、ワイパー式の清掃装置が設置されている。これにより、モニタを収納した状態ではワイパーが働き、モニタ面を清掃してくれるのだ。地味だが、ユーザーの要望に応える特許出願であり、一日も早く実現しないかと思っている。この特許出願の詳細については、PDFをご覧ください。
Adobe Lightroomをバージョン5にアップグレードした。PhotoshopはMac用のCS5、Windows用のCS4で打ち止めである。それほど高度なレタッチをするわけではなく、おもにはRAW現像なのだからLightroomで十分なのである。これでVer.2.5から付き合ってきたPhotoshopともお別れである。デジタルカメラの黎明期にはずいぶん重宝したPhotoshopだが、最近ではWindows Live Photo Galleryですむタスクがほとんどだ。あとは、ニコンNX2もあるし、ほんとうにPhotoshopの出番は少なくなった。 ![]() いつもの通りに広角レンズでは、門前通りでスナップショット。もう少しだけ右のアングルから撮るべきだった。リコーGXR、A12 28ミリユニット(18.3ミリF2.5)、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。 ▲
by hinden563
| 2013-06-30 16:10
| デジタルカメラ
2013年 06月 29日
いわゆる「ミラーレス」カメラ(この名称もしかたがなく使っているが)そのものは新しいジャンルであるし(ライカにはとりあえず触れないで)、将来性が高いカメラシステムであると思っている。だから、このカメラの存在は高く評価しているが、どうしても譲れないのは「一眼」呼称である。元祖「一眼」連呼の(笑い)パナソニック、「デジタル一眼カメラ」に「ミラーレス」も一眼レフもごちゃまぜにしているオリンパス(「ミラーレス」を「マイクロ一眼」と呼んでいる)、やはり「デジタル一眼カメラ」に「ミラーレス」カメラも、「透過ミラー」カメラも、一眼レフもぜんぶ入りなソニー、そして「ナノ一眼」のペンタックスリコーイメージング。もともと「一眼」呼称を始めたのはじつは富士フイルムであって、高倍率ズーム一体型デジタルカメラ(海外ではブリッジカメラと呼ぶ)を「ネオ一眼」と呼んだ実績(笑い)がある。なぜ「一眼」なのか、どういう意味があるのか、いくら説明を聞いてもわからない。いちばん笑えるのは「一眼レフ」から「レフ」を取り除いたから「一眼」というソフィスト的詭弁なのだが、では「一眼」とはなんなのかの説明ができない。「一眼」というのは英語のsingle-lens reflex(一眼レフ)を略した呼称であり、たとえばペンタックスはMEやMXを「マイクロ一眼」と呼んでいたし、キヤノンはAE-1を「連写一眼」と呼んでいた。つまり、「一眼」とは「一眼レフ」の略であり、「一眼」だけではレンズがひとつある、という意味にしかならない。ならば二眼レフやステレオカメラのようにレンズがふたつあるカメラ以外はすべて「一眼」カメラであるというのが論理的である、という驚くべき(笑い)結論になってしまう。海外では「ミラーレス」、最近ではILC(interchangeable lens compact camera)とか、CSC(compact system camera)と呼んでいるが、アルファベットの羅列は混乱しやすいから、個人的には好ましくないと思う。そうなると、やはり「ミラーレス」(これも意味不明なのだが)で妥協するしかないか、とまあ半分あきらめの心境なのである。
アメリカのLENSMATEというメーカーが富士フイルムのX100とX100S用のアルミ削りだしの「サムレスト」(親指置き)を11,550円で発売した。私は両方のカメラのユーザーだが、こんな高いサムレストを買う気はさらさらない。しかし、巻き上げレバーがなくなったデジタルカメラでは、たしかに親指は「リストラ」されている(赤城耕一さんの名言)。だから、こういうニッチなアクセサリーが出てくる理由は理解できる。 ![]() クルミを食べるリスちゃん、だけではいつもと同じなので、ひと工夫。逆光で背景のボケを生かしながら、日中シンクロした。キャッチライトが入ると、けっこう怖い目をしていた。ソニーNEX-6、タムロン18~270ミリF3.5~6.3PZD、プログラムAE、ストロボ使用、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。 ▲
by hinden563
| 2013-06-29 08:09
| デジタルカメラ
2013年 06月 28日
とうとうソニーもOLPFを省略した「ローパスレス」のRX1Rを出した。これでメジャーなデジタルカメラメーカーで「ローパスレス」のデジタルカメラ(普及型コンパクトカメラを除く)を出していないのはキヤノンだけになった。こうなったら、なにがなんでもキヤノンを応援しちゃおう、というのは冗談。ただ、「ローパスレス」を盲信する人たちには是非とも、言っておきたいことがある。それはRGGBの4つの画素がひとつの単位となった「ベイヤ配列」では、OLPFを省略すると、条件によっては偽色やモアレが出ることは間違いのない事実であるということだ。だから、各メーカーは高周波数成分をカットして、解像度をわずかに落とすOLPFを使うことで、偽色やモアレの発生を防いできたのである。「ローパスレス」にして偽色やモアレの発生がほとんどない(まったくではない)のは非ベイヤ配列のイメージセンサーで、富士フイルムのX-Trans CMOSセンサー(規則性の少ない配列)あるいはまったく構造のちがう垂直記録式のシグマFoveonX3ダイレクトイメージセンサーなのだ。だから、「ローパスレス」にするなら、イメージセンサーから変えていかなければ偽色やモアレと手を切ることができない、という事実を知っておくべきだ。もうひとつは、OLPFフィルターというのはイメージセンサーに次いで価格が高く、それを省略して光学ガラスに置き換えるなら、メーカーにとってはコストダウンになるということ。ならば、OLPFを省略したカメラはOLPFありのカメラよりも価格を安く設定すべきなのだ(OLPFを残しつつ、特別な光学系でOLPFを無効にしているニコンD800Eはとりあえず別扱い)。もちろん、OLPFなしの機種は生産台数が少なく量産効果が見込めないから、という理由はあるだろう。そうしたら、ソニーRX1Rのように、少なくとも価格据え置きにはすべきである。「ローパスレス」に踊らされているユーザーたち、それを煽っているメーカーに私はあえて苦言を呈する次第である。
ソニーがNEX用のカメラアプリであるPlayMemories Camera Appsに、「ポートレートライティング」を追加した。価格は500円で、まるでライティングをしたようなポートレートが顔認識で自動的に撮影できる。効果は5段階に調整可能。 ![]() クルマやバイクというのは、なぜか心をワクワクさせるものがある。クルマ音痴の私でさえそうなのだ。乗り物全体がそうなのだろうが、鉄道にはあまりワクワクしない私なのである。オリンパスOM-D E-M5、M14~150ミリF4~5.6、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 ▲
by hinden563
| 2013-06-28 14:44
| デジタルカメラ
2013年 06月 27日
ソニーからCybershotの高級カテゴリーに属するDSC-RX100 II(マークツー)と、DSC-RX1Rが発表された。発売はともに7月5日、価格はRX100 IIが74,980円前後、RX1Rが248,000円前後を想定する。RX100 IIはまずイメージセンサーが裏面照射型(BSI)の1型(Exmor R)となり、高感度ノイズが少なくなり、ISO6400が常用で使えるようになった(RX100のISO3200と同レベル)。さらに、液晶モニタは3型129.9万ドットで、ローアングルは84度、ハイアングルは45度までのチルト可能となった。また、α99などと同様のマルチインターフェースシューが搭載され、外付けEVF、外付けストロボ、外部マイクなどに対応できるようになった。さらに、Wi-Fiだけでなく、NFCに対応したため、スマートフォンをタッチするだけで画像転送ができる。28・35・50・70・100ミリに対応したステップズームが可能。動画はAVCHD方式のフルHD(1080/24p、60p)。また、RX100と共用のアクセサリーとして49ミリフィルター用アダプター、グリップ、ジャケットケースが別売される。そのほかの特長はRX100と同じで、有効画素数約2020万画素、シャッター最高速1/2000秒、ISO25600まで(マルチショットNR時)など。なお、シューのため、高さだけは38.3ミリ(RX100は35.9ミリ)、重さは約281グラム(RX100は約240グラム、ともに記録メディア、電池込み)となった。人気の高いRX100がさらにパワーアップした。
RX1RのほうはOLPFを取り除き、かわりに光学ガラスを入れた「高解像」モデル。そのほかの特長はRX1と同じ。条件によっては偽色やモアレが出るが、解像感はRX1よりも高く、組み合わせによっては、35ミリ判一眼レフと35ミリF2レンズの解像感を上回る。RX1は併売されるため、ユーザーが目的によって選べるようになっている。また、高価なOLPFを省略しておいて価格をつり上げるのではなく、価格据え置き(RX1発売当時と同じ)にしたのは良心的と言える。 追記 パナソニックからマイクロフォーサーズ用のパンケーキレンズ、Lumix G 20ミリF1.7IIが7月11日に発売される。金属外装に変更したもので、光学系は従来と同じ(5群7枚構成)。価格は52,500円。 ![]() ちょっとしたセルフポートレート(笑い)。ローパスレスで高解像のデジタルカメラで、あえてぼんやりした感じにしてみた。葉っぱを見れば、シャープなのはわかるのだが。フジフイルムX100S、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO200。 ▲
by hinden563
| 2013-06-27 13:07
| デジタルカメラ
2013年 06月 26日
昨日発表された富士フイルムのX-M1について、まだ触ったわけではないが、感想をひとつふたつ述べてみたい。まず、不満点を先に言ってしまうと、内蔵EVFがないのは非常に残念である。X-Pro 1はX100のレンズ交換式として、光学ビューファインダーとEVFのハイブリッドファインダーを備えていた。この方式はある意味理想的なのだが、カメラボディーが大型化してしまうのが難点だ。そこで、光学ファインダーを外して、EVFのみにしたのがX-E1だが、これでも他社のAPS-Cサイズ「ミラーレス」カメラと比べると大きい。そこで、思い切って内蔵EVFを外して小型化したのがX-M1ということは理解できるのだが、液晶モニタのライブビューしかファインダーがないのは、たとえば同社の評価の高い55~200ミリなどが使いづらい。そして、もうひとつは16~50ミリF3.5~5.6ズームが従来の18~55ミリよりもひと回り小型化したと言っても、たとえばソニーのE16~50ミリF3.5~5.6(沈胴式)と比べると、まだ大きい。いい点は言うまでもないことだが、X-E1と同じ16.3メガピクセルのX-Transイメージセンサーを搭載したことで、とうぜんだがローパスレスだろう。ベイヤ配列でないから偽色やモアレは最小限に抑えられ、かつ解像感が高い。私はX100Sを気に入って使っているので、このX-M1には惹かれるところが大きいのだが、ひとつふたつ気になるところがあるのだ。大きさに目をつぶって、ファームアップが予定されているX-E1か、とも思ってしまう。
コシナはカールツアイスのアポゾナーT:135ミリF2の発売を7月25日に決めた。マウントはZE(キヤノン用)およびZF.2(ニコン用)で、価格は21万円。アポゾナー180ミリF2.8も出してもらいたいのだが、どうなるだろうか。 ![]() 蕎麦のせいろの天日干し。以前にも撮ったことがあるが、今回はぜんぜん並べ方が違ったり、光の具合が違っていた。リコーGXR、A12 28ミリユニット(18.3ミリF2.5)、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。 ▲
by hinden563
| 2013-06-26 14:52
| デジタルカメラ
2013年 06月 25日
富士フイルムからXシリーズの「ミラーレス」カメラの第3弾として、小型で低価格のFUJIFILM X-M1が7月27日に発売される。価格は標準ズームのレンズキットが85,000円前後、ダブルレンズキットが100,000円前後。ボディーのみ(75,000円前後)、ブラウンボディー(価格は同じ)は9月になる。大きさ・重さは116.9×66.5×39ミリ・約330グラム(記録メディア、電池込み)と、X-E1に比べて横幅で約12ミリ、高さで8.4ミリ、重さで約20グラム軽量化された。イメージセンサーはX-E1などと同じ有効1630万画素のAPS-Cサイズ(23.6×15.6ミリ)X-Trans CMOSセンサーで、AFは像面位相差AFではなく、コントラストAFだが、X-E1よりも高速化されたという。液晶モニタは3型約92万ドットで、ティルト可能になったのが富士のXシリーズとしては初めて。ファインダーはなく、外付けもできないため、液晶モニタによるライブビューがファインダーとなる。あらたに撮影モードダイアルやコマンドダイアルが装備され、シャッターダイアル、露出補正ダイアルはなくなった。X-E1までのクラシックな操作系から現代的になったと言えるが、標準レンズの絞りリングも廃止され、いままでのXシリーズとはかなり印象が変わっている。撮像感度はISO200~6400で、感度拡張により、ISO100および25600まで可能になる。ストロボを内蔵し、Wi-Fi対応、マニュアルフォーカスでのフォーカスピーキングなどの新機軸もあり、また「アドバンストフィルター」(ポップカラー、トイカメラ、ミニチュア、パートカラー)もある。動画はH.264、1080/30pのフルHD。記録メディアはSD/SDHC/SDXC。電源は従来と同じNP-W126リチウムイオン電池だが、CIPA基準で約350コマとX-E1と同じ。なお、X-E1とX-Pro 1のAFを高速化し、フォーカスピーキングを追加するするファームアップも7月23日に公開予定。富士フイルムは「ミラーレス」市場に本腰を入れてきた感じである。
このX-M1のキットレンズとなるのはフジノンXC 16~50ミリF3.5~5.6(35ミリ判換算で24~76ミリ相当)で、異常部分分散ガラス1枚、非球面レンズ3枚を含む10群12枚構成。最短撮影距離は60センチ(マクロでワイド側30センチ、テレ側40センチまで)、フィルター径58ミリ、7枚の円形絞り。マウントはプラスチック。大きさ・重さは約62.6×65.2ミリ・約195グラム。価格は4万円前後で、単体発売は9月。また、この標準ズームとダブルレンズキットになるフジノンXF 27ミリF2.8パンケーキレンズ(35ミリ判換算で41ミリ相当)も発売された。大きさ・重さは約61.2×23ミリ・約78グラム。5群7枚構成、最短撮影距離60センチ、フィルター径39ミリ、7枚の円形絞り。XFレンズだから、マウントは金属製である。単体発売はブラックが7月27日、シルバーが9月で、価格は45,000円前後。 ![]() たまには趣向を変えて接写。ただし、高倍率ズームなので、深度が浅い。例によって、アートフィルターブラケットで撮っているので、どのモードかわからない。オリンパスOM-D E-M5、M14~150ミリF4~5.6、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 ▲
by hinden563
| 2013-06-25 16:13
| デジタルカメラ
2013年 06月 24日
手ブレ補正はレンズ光学系シフトがいいのか、イメージセンサーシフトがいいのか、むずかしいところである。どちらが効果が高いかはいちがいに言えないが、CIPA基準で約4段というのが現在いちばん高い値であり、これはレンズ系シフト方式のほうである。いま問題にしたい、というか個人的に困っているのは、レンズ系シフトとセンサーシフトが混在しているメーカーの場合である。レンズ系シフトだけなら、それほど悩むことはない。どのカメラに付けても手ブレ補正が作動するからである。しかし、両方を出しているメーカーの場合、マウントアダプターを装着して異なるマウントのレンズを使う場合に、センサーシフト方式に対応したレンズはレンズ系シフトをとうぜん省略しているから、マウントアダプターで装着すると、手ブレ補正がまったくないことになる。うっかり、手ブレ補正があるつもりで使うと、手ブレを量産することになるわけだ。もちろん、手ブレ補正機構のなかった時代のように、手ブレを防ぐなら最低でも焦点距離分の1秒というシャッター速度を守ればいいのだが、手ブレ補正に慣れてしまうと、ついそれを忘れてしまって、撮影してからしまったと思うのである。だから、手ブレ補正はレンズ系シフトか、イメージセンサーシフトかを、同一メーカー内では統一して欲しいと思う。「ミラーレス」カメラではセンサーシフト方式がむずかしくなっているのはわかるが、マウントアダプターでいろいろなレンズを付けられると、そのあたりで混乱してしまうのは、使い方が悪いのだろうか。
CIPAが主催するCP+2014は来年の2月13日から16日開催に決まった。会場はいつものとおりパシフィコ横浜。鬼に笑われるが、CP+2014までにカメラシーンはどのような変貌を遂げているだろうか。技術革新が早いので、軽々に予想はできないが、一眼レフと「ミラーレス」の比率はどうなるのだろうか。 ![]() 夫婦仲良く、イヌの散歩。植物公園では高倍率ズームか、超望遠ズームを付けたカメラ2台で、お寺の参道ではレンズ一体型カメラ2台で、ワイドによるスナップ、というのがおきまりのコース。フジフイルムX100S、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO200。 ▲
by hinden563
| 2013-06-24 19:58
| デジタル一般
2013年 06月 23日
キヤノンは横綱相撲をとっている。横綱相撲とは言うまでもなく、立ち合いで相手が仕掛けてくるのを受け止めてから、自分の相撲に持って行くこと。悪く言えば、「後出しジャンケン」なのだが、研究開発でいちばん進んでいるのは特許の数を見ればわかる。しかし、開発に時間をかけて、相手の出方を待ってから、満を持して新製品を投入するのだ。それはEOS-1で学んだ手法なのだが、デジタル時代になって、その技巧にますます磨きがかかったと言える。たとえば、EOS-1Dのスペックと投入タイミング、そしてEOS-1D MarkII、MarkIII、MarkIIIN、MarkIVという畳みかけかたもすごい。また、EOS KissシリーズやEOSふた桁シリーズも相手(おもにはニコン)を見ながら、新製品を投入している。そして、シネマEOSの製品化はキヤノンでないとできない(対抗できるとすればソニーしかない)大技である。最近は商品の開発サイクルが少し遅くなっていること、そして初期不良が目立つことがやや気になるが、いまは仕切り直しの時期かも知れない。近い将来、驚くような新製品を投入してくるのではないか、そういう期待を持たせる横綱メーカーである。
富士フイルムのXシリーズ「ミラーレス」カメラの新型がネットの噂になっているが、もし噂が真実ならば、とうぜんX-Trans CMOSイメージセンサーを搭載したローパスレス仕様となるだろう。なぜなら、このセンサーこそ同社の最大の武器であり、いまさらベイヤ配列に戻すとはとうてい思えないからである。 ![]() スイレンの花は植物公園では簡単にとれるのだが、なかなかいいアングルが見つからない。ひさしぶりに温室へ行ってみたら、超望遠ズームに適した距離と大きさのスイレンが見つかった。ソニーNEX-6、タムロン200~400ミリF5.6、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。 ▲
by hinden563
| 2013-06-23 08:51
| デジタルカメラ
2013年 06月 22日
ニコンというメーカーは「保守的」と思われがちだが、意外とチャレンジングなのである。たしかに、ニコンFの時代には「ワン・アンド・オンリー」であったから、保守的だったし、ニコンF2もFを手直ししただけに感じられていた。そのイメージが変わったのは、ニコンF3の登場であり、いわゆるプロ用一眼レフにいち早く絞り優先AEと液晶表示を採り入れ、さらに外部デザイナー(ジウジアーロ)を起用した。このときからニコン(当時は日本光学工業)はチャレンジャーになったのである。そして、プロ用一眼レフのAF化にも積極的であり、まずニコンF3AFを出し、レンズ内モーターによるAFを実現した。そして、F4、F5とキヤノンと競争をしてきたが、極めつきはやはりデジタル一眼レフ、ニコンD1の投入だろう。思い切った価格設定で、いままでデジタルカメラに見向きもしなかったプロの目を惹きつけた。そして、ニコンD3で、35ミリ判で毎秒9コマ連写という、ライバルのキヤノンに圧倒的な差を付けたのだった。また、中級一眼レフでも、ニコンD7000を投入し、いままでにないジャンルを切り開いた。レンズでもAPS-C用の18~300ミリ(35ミリ判換算で27~450ミリ)という、レンズメーカーにもない高倍率ズームを出している。思い起こせば、ニコノスという水中カメラをずっと育てあげ、ついには一眼レフのニコノスRSまで持って行った歴史もある。このメーカーはニコンFの時代には「殿様商売」と批判されたものだが、いまでは一眼レフの技術革新ではリーダー的存在と言えるのだ。ニコン1という独創的な「ミラーレス」カメラも生み出したし、APS-Cの28ミリ相当単焦点レンズのCOOLPIX Aも他社に先駆けて出した。さて、つぎの一手をどう打つだろうか、楽しみな大手メーカーなのである。
ゴッセンの露出計というと、われわれの世代では「ルナシックス」という伝説の製品があった。いまではデジタル方式で、価格も手ごろな露出計になっている。ケンコープロフェッショナルイメージング(KPI)から、DIGIPRO F2(72,450円)、DIGISIX 2(36,750円)、DIGIFLASH(48,300円)が28日に発売される。デジタル化で機材は大きく変わった。 ![]() 写真は絞りとか、シャッター速度、あるいは焦点距離は二の次で、とりあえず光と影、そしてフレーミングであると思っている。そして、もちろん被写体が重要なことは言うまでもない。リコーGXR、A12 28ミリユニット(18.3ミリF2.5)、絞りF5、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。 ▲
by hinden563
| 2013-06-22 14:11
| デジタルカメラ
2013年 06月 21日
サムスンがAndroid OS搭載で、Wi-Fiのほかに3G/4G LTE回線に接続可能な「ミラーレス」カメラ、GALAXY NXを海外で発表した。Wi-Fiが接続できない環境でも3G/4G回線により、Android 4.2対応のアプリやサービスを使えるのが大きな特長だ。人気の高い撮影地を表示する「フォトサジェスト」機能、多重露出、連写画像からGIF画像をつくる「アニメフォト」やユーザー固有のアルバムを作れる「ストーリーアルバム」など、独自のアプリも備える。また、GPS機能も内蔵していて、Android対応スマートフォンをレンズ交換式にしたような感じの「ミラーレス」カメラだ。レンズマウントは従来のNX同様で、交換レンズは互換性がある。液晶モニタは4.8型と大きく、背面ほぼ全体を占めていて、タッチパネル方式。ファインダーはEVF(SVGA)。イメージセンサーはAPS-Cサイズで、有効画素数20.3メガピクセル。撮像感度はISO100~25600、連写は最高8.6コマ/秒。動画はH.264方式で、1080/25pのフルHD。記録メディアはマイクロSD。大きさ・重さは136.5×101.2×37.65ミリ・410グラム(本体のみ)。Android搭載カメラとしてはニコンCOOLPIX S800cにつぐ製品である。
タムロンはSP90ミリF2.8 Di 1:1 MACRO USDのソニー用を27日に発売する。価格は94,500円。ケンコートキナーはAT-X 12-28 PRO DXレンズのキヤノン用を26日に発売する。価格は94,500円。また、ケンコープロフェッショナルイメージングからはMINOX DCC 14.0が28日に発売される。画素数が14メガピクセルに引き上げられた。価格は46,200円。さらに、コシナはマイクロフォーサーズ用の超大口径ノクトン42.5ミリF0.95を8月に発売する。価格は123,900円。夏のシーズンに向けての新製品発表ラッシュが始まったようだ。 ![]() ネコの「ガン見」第2弾。意外と暗い部屋なので、ISOオートにしておいたら、ISO1600になっていた。オリンパスOM-D E-M5、M14~150ミリF4~5.6、プログラムAE、JPEGラージファイン、AWB、ISOオート。 ▲
by hinden563
| 2013-06-21 17:36
| デジタルカメラ
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