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2014年 11月 30日
韓国のサムスンが作る「ミラーレス」カメラのNXシリーズはどんどん進歩して行き、ついにハイエンドのNX1にまで到達した。このNX1は海外での評価が高いようで、「プロ用」として一眼レフに対抗できる「ミラーレス」カメラが誕生した、というような論評もある。たしかに、AF追尾の毎秒15コマ連写は日本のAPS「ミラーレス」カメラが達成していない分野であり、ほかのスペックもかなり優秀である。しかし、NXシステムには不十分な点があるのであり、それは交換レンズのラインアップだ。同社のウェブサイトを見ると、標準ズームが16-50ミリF3.5-5.6、18-55ミリF3.5-5.6、20-50ミリF3.5-5.6、さらにプロ16-50ミリF2-2.8と多い。ワイドズームは9-27ミリF3.5-5.6、12-24ミリF4-5.6とこれも必要なレンズをカバーしている。単焦点のプライムレンズとしては、9ミリF3.5超広角レンズ、10ミリF3.5魚眼、45ミリF1.8中望遠大口径レンズ、パンケーキ16ミリF2.4と20ミリF2.8、プロシリーズの45ミリF1.8と60ミリF2.8マクロがある。望遠系ズームは18-200ミリF3.5-6.3と50-200ミリF4-5.6、さらに単焦点大口径の85ミリF1.4レンズがある。しかし、マイクロフォーサーズのオリンパスやパナソニックを比べるとまだ、単焦点大口径レンズが足りないようだ。同社の今後の課題は望遠レンズ、とくに単焦点レンズだろう。
ニコンは撮影用手袋「NDフォトグラファーズグローブNPG001」を11月28日に発売した。直販のみで、価格は11,800円。アウター部分は人差し指と親指が出せる構造で、インナー部分は導電素材を使っているため、タッチパネルにも対応できるという。このように地味だが、実用的な用品を販売するのはニコンらしいキメの細かさである。 ![]() 「ミラーレス」カメラの標準ズームで撮影。かなり近寄れるが、やはり望遠マクロレンズが欲しくなる。ソニーα6000、E 16-50ミリF3.5-5.6PZ、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。 ▲
by hinden563
| 2014-11-30 15:48
| デジタルカメラ
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2014年 11月 28日
パナソニックLUMIX CM1はあくまでもスマートフォンではなく、Android OSおよびLTE通信機能搭載のデジタルカメラであるという。しかし、SIMフリーのスマートフォンとどこが異なるか、と言えば区別は外観ぐらいになる。とりあえず、このカメラをAndroid OS(4.4KitCat)搭載のコンパクトデジタルカメラと考えても、イメージセンサーが1型約2000万画素というのは、その薄い筐体からは想像もできない大型センサーである。1型イメージセンサーというのはニコンがレンズ交換式カメラ(「ミラーレス」カメラ)のニコン1で初めて採用したサイズであり、その後、ソニーがDSC-RX100シリーズおよびRX10に搭載したサイズである。また、パナソニック自身もLUMIXC DMC-FZ1000というコンパクトカメラに1型センサーを搭載した。これよりも大きいサイズというとマイクロフォーサーズ規格の「ミラーレス」カメラやパナソニックLUMIX DMC-LX100に搭載されている4/3型センサーということになる。例外的な大型センサーとしては、韓国サムスンのGALAXY NXがあり、これもAndroid OSとLTE通信機能を搭載し、イメージセンサーはなんとAPS-Cサイズ約2030万画素だ。ニコンにもAndroid OSとWi-Fi搭載のCOOLPIX S800Cがあって、1/2.3型約1600万画素のイメージセンサー搭載だったが、現在では製造中止になっている。こうなると、純粋のスマートフォンはどれぐらいのイメージセンサーを搭載しているかというと、Nokia(現在ではWindows Phone)の808PureViewが1/1.2型約4100万画素と大きさは1型に迫り、画素数では圧倒的に一番である。同社のLumia 1020も1/1.5型でやはり約4100万画素。それに続くのがソニーのXperia Z3で、1/2.3型約2070万画素である。ちなみにiPhone 6だとどうかというと、1/3.2型約800万画素で、現在でも1/3型前後のイメージセンサーを使ったスマートフォンは多い。こうして見てみると、LUMIX CM1が1型センサーを搭載したというのは筐体の薄さを考えると、かなり驚異的であると言える。今後はますますこのような「デジタルカメラ」が増えて、スマートフォンと融合して行くような予感がしている。
加賀ハイテックは撮影してからピントを自由に変えられるLYTRO ILLUMを12月12日に発売する。直販価格は198,000円(税別)。センサーは1/1.2型で、通常のデジタルカメラに換算すると記録画素数は約400万画素。レンズは35ミリ判換算30-250ミリF2.0。世界で唯一の実用ライトフィールドカメラである。 ![]() マイクロフォーサーズのカメラで焦点距離300ミリに、2倍のデジタルテレコンを組み合わせて、35ミリ判換算1200ミリで撮影。まわりがちょっとうるさいが、これだけアップにできるのはすごい。オリンパスOM-D E-M1、M75-300ミリF4.8-6.7II、絞りF6.7、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO1600。 ▲
by hinden563
| 2014-11-28 16:34
| デジタルカメラ
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2014年 11月 27日
カメラをデコレーションするのは個人的にはあまり好きでない。カメラは撮影するための道具だと思っているので、許容できるのはせいぜいカラーバリエーションぐらいだろうか。以前にも書いたが、記念モデルとしてカメラ外装を金メッキで仕上げたり、トカゲ革を貼ったりするのが流行ったことがあった。こういうのは趣味に合わないし、だいいち飾っておくだけになるので、カメラとしての意味をなさない。装飾品と考えるなら、美術工芸品のほうがいいので、工業製品を金ピカにするのは興味がない。こんど、ニコンがDfの記念モデルに一部金メッキなどのパーツを使ったが、まああの程度ならかろうじて許容できる。海外ではDfのボディーだけでなく、レンズ鏡胴まで金ピカの特別仕様も出たようだが、ここでとりあげる価値もないと思ってスルーした。だから、ハッセルブラッドのLunarとかStellarなどの装飾的なカメラはまあ金ピカよりはまし、程度に考えてきた。ハッセルブラッドのこの特別仕様カメラをデザインする会社が閉鎖されたというニュースが伝わってきたので、ようやく同社もこの路線に決別したと思っていた。そうしたら、ステラーIIが発表になった。ソニーDSC-RX100M2をベースにしたもので、チタン製の部品、ウォールナットなどのグリップなど、ステラーの路線を踏襲している。このステラーIIがこの路線の最終モデルであることを願うが、どうなるかは未知数である。ハッセルブラッドがH5Dシリーズの中判デジタルカメラだけでは不足で、ほかにカメラが欲しいのは理解できる。しかし、市販品を装飾するだけの路線には反対だ。
リコーイメージングが防水耐衝撃カメラのリコーWG-30Wを12月12日に発売する。価格は32,500円前後(税別)を想定。耐水深12メートル、耐衝撃1.5メートル落下、マイナス10度までの耐寒などの性能を持つ、ヘビーデューティーカメラである。センサーは1/2.3型約1600万画素、レンズは35ミリ判換算で約28-140ミリ。Wi-Fi機能を搭載しているのも特色だ。装飾カメラの対極に立つ、まさに道具としてのカメラである。 ![]() 紅葉ももみじやカエデだけとはかぎらない。いろいろな葉が色づくのが楽しい。ソニーα6000、E 16-50ミリF3.5-5.6PZ、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。 ▲
by hinden563
| 2014-11-27 15:41
| デジタルカメラ
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2014年 11月 26日
キヤノンEOS 7D MarkIIが発売されたので、同社のつぎの大物一眼レフはおそらくEOS 5D MarkIVになると思われる。5D MarkIIIは2012年3月に発売されているので、5D MarkIVは2015年春に発売されるのが順当なところだ。いろいろと噂をされたり、予想スペックが出ているが、個人的な要望を入れた予想をしてみよう。まず、イメージセンサーだが、いきなり36メガピクセルなどの多画素にはならないと考える。キヤノンが手堅いメーカーであること、そして5Dはトータルバランスを考えたプロ用一眼レフということから、撮像感度をISO100-102400(拡張で50-204800)と幅広く使えるようにするだろう。ということは、3600万画素ではこのような高感度は実現できないので、2200-2400万画素にとどめるだろう。そのかわりにデュアルピクセルCMOS AF IIを搭載し、ライブビュー、動画で像面位相差AFが作動するようになる。トータルバランスを重視する設計だから、連写は5D MarkIIIよりも高速化され毎秒8コマになるだろう。ファインダーはとうぜん視野率約100%で、倍率を0.75と少しアップしてくるだろう。AFはEOS 7D MarkIIが採用した65点オールクロスAFを35ミリ判対応にしたもの。問題は記録メディアで、5D MarkIIIはCFとSDのデュアルスロットだったが、カメラのコンパクト化のために思い切ってSDXC(SDHC/SD)のデュアルスロットと予想する。そのかわり、UHS-IIに対応する。また、Wi-FiとNFC機能を搭載し、スマート端末からリモコン撮影ができるようになる。動画は思い切って4K撮影機能を搭載してくるのではないだろうか。価格は30万円前後で、新しい標準ズームレンズも発売されるのではないだろうか。というような予想をしてみたが、ずいぶんと「おとなしい」スペックになってしまったかも知れない。しかし、キヤノンがいままでの戦略を変えないなら、このあたりが案外当たっているのではないだろうか。
![]() 形のいい紅葉を探したら、これしかなかった。まだ色づいていない葉が多い。オリンパスOM-D E-M1、M75-300ミリf4.8-6.7II、絞りF6.7、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO800。 ▲
by hinden563
| 2014-11-26 17:21
| デジタルカメラ
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2014年 11月 25日
EVFのいちばんの弱点は蛍光灯下でのちらつき(フリッカー)、高速表示や低照度のシーンでのノイズ、高速動体への追従性などだろう。この点で、光学ファインダーは優れているわけだが、光学ファインダーもタイプによっては問題が出てくる。一眼レフはレンズ交換に連動して画角が変わり、ピントの山もよく見える(エントリー機ではスクリーンの拡散率の関係でピントの山が見づらいが)。しかし、ミラーを跳ね上げて撮影するという方式だから、瞬間的なブラックアウトから逃れることはできない。これを解消しようとしたのが、ペリクルミラーだが、ファインダーが暗くなってしまう、実効感度が落ちてしまうなどの問題がある。それでは、窓方式の光学ファインダーはどうかというと、ミラーの作動などはないから、そういうブラックアウトはない。しかし、ライカのような連動距離計(レンジファインダー)を入れなければ、ピントはまったく確認できない。また、レンズ交換に連動して画角を変えようとすれば、ズームファインダーにせざるを得ず、画角に制限が出てしまうのと、大型化してしまう欠点がある。こういうことから、富士フイルムでは光学ビューファインダーとEVFを同居させた「ハイブリッドファインダー」をX100に搭載したわけだが、これをレンズ交換式のX-Pro 1に発展させたとたんに、画角の制限、大型化などの問題に突き当たってしまった。だから、このカメラの後継機は開発が難航していると思われるのだが、パナソニックでは外付けの「ハイブリッドファインダー」の特許を出願している(特開2014-191110)。これでも画角の制限はあるのだが、X-Pro 1のように内蔵するよりはカメラを小型化できる。ただ、このようなハイブリッドファインダーに果たして需要がどれぐらいあるかわからない。個人的には、ハイブリッドファインダーはX100、X100S、X100Tのような単焦点レンズ一体型カメラにいちばん向いていると考えている。
![]() 「ミラーレス」カメラに標準ズームという装備だと、軽装でスケッチできる良さがある。反面、交換レンズが欲しくなったときに困るので、超望遠ズームを付けた別の「ミラーレス」カメラを同時に携行している。ソニーα6000、E 16-50ミリF3.5-5.6PZ、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。 ▲
by hinden563
| 2014-11-25 18:09
| デジタルカメラ
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2014年 11月 24日
レンズ交換式カメラというのは、膨大なレンズシステムがあってこそ魅力があり、購買意欲をそそるものだと思っている。実際には購入しない、あるいはできないかも知れないが、豊富なレンズ群があるからこそ、レンズ交換式カメラは売れるものだと思っている。最初は標準ズームキットあるいはダブルズームキットを購入するが、そのうちにほかのレンズも欲しくなってくる。ダブルズームキットをすでに持っているとすれば、その筆頭に上がるのが、マクロレンズであると思う。なぜなら、アマチュアがもっとも好む被写体は花であり、マクロレンズに注目するのは自然の流れだからだ。この観点から見てみると、一眼レフは及第であるが、「ミラーレス」カメラは落第のメーカーが多い。「ミラーレス」カメラのパイオニア(2008年)のパナソニックでさえ現行ではライカブランドの45ミリF2.8だけだ(30ミリF2.8を開発発表しているが)。同じマイクロフォーサーズ陣営のオリンパスもズイコープレミアムとして60ミリF2.8マクロをラインアップしているが、この1本だけである。APS-C「ミラーレス」カメラの一番乗りであるソニーのマクロレンズは30ミリF3.51本のみ。ただ、このメーカーの場合にはマウントアダプターでAマウントの50ミリF2.8、100ミリF2.8などのマクロレンズを使うことができる。富士フイルムは60ミリF2.4のマクロレンズがあり、ソニーとともにツアイスのTouit50ミリマクロレンズも使える。富士フイルムは後発の割にはレンズの充実に頑張っている。ニコン、キヤノン、ペンタックスの「ミラーレス」カメラの専用交換レンズにはマクロレンズはない。ただ、これらのメーカーはマウントアダプターによって、一眼レフ用のマクロレンズを流用することができる。ただ、ニコン1やペンタックスQ7などのセンサーの小さい「ミラーレス」カメラは一眼レフ用マクロレンズ(50ミリ、100ミリなど)がかなりの望遠レンズになってしまい、使用目的が限定される。やはり、これらの一眼レフメーカーも「ミラーレス」カメラ専用のマクロレンズをラインアップすべきではないだろうか。
![]() 工事機材だが、目にとまったので、部分的に切り取ってみた。背景が紅葉だと良かったのだが、フレーミングの関係で少ししか入らなかった。オリンパスOM-D E-M1、M75-300ミリF4.8-6.7II、絞りF6.7、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO800。 ▲
by hinden563
| 2014-11-24 16:31
| レンズ
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2014年 11月 23日
Kodak PixPro S-1の総代理店であるマスプロ電工のウェブサイトによると、このカメラは18日の発売日で即日入荷分が完売となったという。どのぐらいの数量が入荷したのかわからないが、代理店の予想を上回った売れ行きだったことは間違いない。このカメラが売れた原因は、Kodakブランドのレンズ交換式カメラ(マイクロフォーサーズ規格)としては久しぶりだったこと、それに価格が安かったことではないだろうか。価格は約6万円であり、価格のやや高い(63,500円前後)カメラ量販店でも在庫僅少となっている。そして、カメラの性能は実写したレポートによると、かなりのもののようだ。そこで、「ミラーレス」カメラの価格を考えてみたのだが、やはりセンサーの大きさで価格帯を決めたほうがいいと思う。マイクロフォーサーズで6~8万円ぐらい(ハイエンドで12万円ぐらい)、APS-Cで8~10万円ぐらい(ハイエンドで14万円ぐらい)、35ミリ判で10~12万円ぐらい(ハイエンドで16~20万円ぐらい)が適正なところではないだろうか。この想定価格は現在市販の「ミラーレス」カメラより安いが、デジタルカメラ、とくに機構がそれほど複雑でない「ミラーレス」カメラは現在の価格では高すぎると思う。もちろん、メーカーによってはこの想定価格よりも安いカメラもあるのでいちがいには言えないが、今後「ミラーレス」カメラは全体に価格を少し下げて、そのぶん一眼レフを少し高めに価格設定したほうがいいのではないかと思う。メーカーの営業担当でもなんでもない外部の人間が言うことだから聞き流してけっこうなのだが、個人的にはそう思うのである。
フィルターの専業メーカーであるマルミ光機は、PLとNDの両方の効果を持つフィルター、CREATION C-PL/ND8と同C-PL/ND16を11月下旬に発売する。価格はそれぞれ58ミリ径が20,000円、77ミリ径が30,000円(ともに税別)。それぞれ光量を1/8および1/16に減光する。 ![]() 秋はさらに深まり、公園は落ち葉の山である。少しマイナス補正をして写した。ソニーα6000、E 16-50ミリF3.5-5.6PZ、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。 ▲
by hinden563
| 2014-11-23 15:44
| デジタルカメラ
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2014年 11月 21日
ソニーα7IIはセンサーシフト方式5軸手ブレ補正機構をボディー内に内蔵し、これでAマウントレンズをアダプターで装着しても、手ブレ補正が効くようになった。これは大きいメリットであり、Eマウントレンズの手薄な超望遠系や超広角系をとりあえずカバーできるようになった。ただ、α7IIについては、ふたつばかり不満があり、これが解消できないと一眼レフなみにはならない。ひとつは電池の消耗が大きいことで、OLEDのEVFを使って撮影すると270枚と、コンパクトカメラ以下である。これはCIPA基準であるのだが、コンパクトカメラの場合には、「フラッシュを50%使用して」という条件がついて、300枚ぐらいなのである。しかし、α7IIはストロボを内蔵しておらず、フラッシュを使用しなくても、EVFを使えば270枚しか撮れない。液晶モニタだけで撮影すれば350コマだが、それでも一眼レフには遠く及ばない。やはりEVFは消費電力が大きく、液晶モニタもかなり大きいから、点けっぱなしで撮影すると、光学ファインダーで電池を使わない(液晶モニタの瞬間的なポストビューはあるが)一眼レフのほうが断然有利だ。もうひとつの不満点は連写速度で、いまの時代に最高でも毎秒5コマ(高速連続撮影モード)というのはやや遅い。毎秒7コマか、それ以上にすべきだろう。ソニーα7シリーズはどういうわけか(たぶん、センサーの読み出しが影響しているのだろう)、連写速度が遅い。と書くと、連写などしないから高速連写など必要ない、という意見が来るのだが、被写体は千差万別であり、高速連写を必要とする場合は案外多いのである。以上の2点をクリアしてくれれば、α7IIは一眼レフに並ぶ、いや低価格と小型軽量さで一眼レフをしのぐ35ミリ判レンズ交換式デジタルカメラとなるだろう。
ソニーは2015年春にAマウントのツアイス交換レンズ、バリオゾナーT*24-70ミリF2.8ZA SSM IIと同16-35ミリF2.8ZA SSM IIを発売予定である。両方ともAFの高速化をメインにしていて、ほかに防塵防滴に「配慮」した構造になっている。Aマウントレンズをリニューアルするということは、Aマウントのカメラも今後、新機種が出ることが期待される。 ![]() シャボン玉を飛ばしている女性がいたので、とっさに連写で撮影した。こういう場合、やはり連写は必要なのである。オリンパスOM-D E-M1、M75-300ミリF4.8-6.7II、絞りF6.7、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO800。 ▲
by hinden563
| 2014-11-21 17:27
| デジタルカメラ
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2014年 11月 20日
ソニーはα7にセンサーシフト方式の手ブレ補正機構を内蔵した35ミリ判「ミラーレス」カメラ、ソニーα7IIを12月5日に発売する。直販価格は189,880万円(税別)を想定。35ミリ判センサーをシフトする手ブレ補正機構は世界初であり、これでAマウントレンズをマウントアダプターでα7IIに装着しても手ブレ補正が効く。手ブレ補正段数はCIPA基準で約4.5段と補正幅が広いのも特長である。また、レンズの焦点距離が長い場合に起きやすい角度ブレ(ティルトブレ、ピッチングおよびヨーイング)、接写など撮影倍率が高い場合に起きやすいシフトブレ(X軸およびY軸)、動画撮影や夜景撮影の場合に目立ちやすい回転ブレ(ローリング)を補正する5軸手ブレ補正方式。AFもアップグレードされ、117点像面位相差AFと25点コントラストAFのファストハイブリッドAFにより、広いフォーカスエリアが得られる。また、AFレスポンスを約30%高速化し、動体予測アルゴリズムを改良して、α7に比べて約1.5倍の動体追従能力を達成した。高速連続撮影モード時(毎秒約5コマ)では、AFとAEに連動して、動体に追従する。なお、通常のAEおよびAF連動モードでは毎秒約2.5コマの連写である。また、レンズマウントは重いレンズでもたわまないように強化された。ボディーはマグネシウム合金。イメージセンサーは35ミリ判Exmor(35.8X23.9ミリ)で、有効画素数は約2430万画素。シャッター最高速は1/8000秒、シンクロ1/250秒。測光は1200分割測光。ピクチャーエフェクトは7種類、PlayMemories Camera Appsも使用可能。Wi-FiおよびNFC機能搭載で、スマート端末からのリモコン操作可能。ファインダーは0.5型XGA OLED(約236万ドット)で、倍率は約0.71倍(50ミリレンズで)。液晶モニタはホワイトマジック方式3型約123万ドットで、上方約107度、下方約41度のティルトが可能。顔検出、オートフレーミング、スマイルシャッター、全画素超解像ズーム(約2倍)などを搭載。撮像感度はISO100-25600(拡張でISO50)。動画はXAVC S、AVCHD、およびMP4。記録メディアはメモリースティックデュオおよびSD/SDHC/SDXC(UHS-I対応)。使用電池はNP-FW50で、液晶モニタ使用時約350枚、EVF使用時約270枚の撮影が可能。カメラの大きさ・重さは約126.9X95.7X59.7ミリ・約556グラム(本体のみ)。ボディーは少し大きく重くなったが、ボディー内手ブレ補正が入ったことで、Aマウントレンズ、とくに望遠レンズが手ブレ補正付きで使えるようになったのは大きい。
また、Aマウントレンズの70-300ミリF4.5-5.6 G SSM IIも2015年2月に発売される。価格は142,000円(税別)。ナノARコーティングにより、ゴーストやフレアを抑え、動体追尾性能が向上し、防塵防滴に「配慮」した構造となっている。11群16枚構成、最短撮影距離1.2メートル、フィルター径62ミリ。大きさ・重さは82.5X135.5ミリ・約750グラム。 ![]() なんでもない被写体でもフレーミングによっては面白くなる。対角線構図を意識して写した。ソニーα6000、E 16-50ミリf3.5-5.6PZ、絞りF5.6、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO400。 ▲
by hinden563
| 2014-11-20 14:12
| デジタルカメラ
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2014年 11月 19日
裏面照射型(BSI)CMOSイメージセンサーは2008年にソニーが開発発表をして、2009年から同社のデジタルビデオカメラ、そしてコンパクトデジタルカメラに採用された。さらに、OMNIVISIONやAptinaなどの海外メーカーもおもに車載カメラ用にBSIイメージセンサーを採用し、いまでは多くのメーカーが小型のCMOSイメージセンサーにBSI技術を使用している。小型のセンサーに採用する意味は画素ピッチが小さいから、BSIにしたほうが効果的であるという理由からだ。ソニーはその後、1型センサーにもBSIを採用して、DSC-RXシリーズに搭載している。しかし、それ以上大型のセンサー、たとえばAPS-CサイズのセンサーにはBSI技術を使って来なかった。それは、BSIが有効なのは画素ピッチが小さいセンサーであり、比較的画素ピッチが大きいセンサーでは、従来の表面照射型でも、それほどの違いがない(S/N比など)とソニーは説明していた。しかし、フォトキナ2014で発表された韓国サムスンのハイエンド「ミラーレス」カメラであるNX1はBSIのCMOSイメージセンサーを搭載してきた。これは単なるスペック上の優位を誇るためなのか、あるいはBSIにする必然性があったのか。考えられるのはNX1がAPS-Cでありながら、有効画素数約28.2メガピクセルと多くしてきたことだ。これはAPS-Cで従来は最多だったソニー製あるいは東芝製の約24メガピクセルを上回るものだが、そのぶん画素ピッチが小さくなる。しかし、撮像感度はISO100~25600(拡張で51200)と高感度側にも広いことを謳っている。ということは、高感度側でのS/N比を改善するために、BSI構造のCMOSイメージセンサーを使ったことが想定される。はたして、高感度側での性能はBSI技術によって改善されているのだろうか。少なくとも、24メガピクセル級と同じ程度にはなっているのだろうか。実写の結果が注目されるところである。
カシオはゴルフスイングの解析をおもな目的としたコンパクトデジタルカメラ、EXILIM EX-FC500Sを11月28日に発売する。価格は4万円前後(税込み)を想定。240fpsのスローモーション画像とカメラの背面モニタに表示されるガイドラインにより、ゴルフのスイング解析ができる。Wi-Fi機能を搭載しているため、スマートフォンなどでも確認が可能。イメージセンサーは1/2.3型有効1610万画素のCMOSセンサー、レンズは35ミリ判換算で25-250ミリ相当F3.5-6.5。撮像感度はISO100-12800(HSナイトショットで25600)。モニタは3型約92万ドットで、ティルト可能。大きさ・重さは99.6X59.5X25ミリ・約202グラム(電池、メディア込み)。コンパクトデジタルカメラはいよいよ目的を限定したものになろうとしているようだ。 ![]() インドサイの無骨な顔をアップ。動物園はやはり超望遠レンズ、超望遠ズームが便利である。オリンパスOM-D E-M1、M75-300ミリF4.8-6.7II、絞りF6.7、絞り優先AE、JPEGラージファイン、AWB、ISO800。 ▲
by hinden563
| 2014-11-19 18:11
| デジタルカメラ
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