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2021年 09月 24日
キヤノンEOS R3はEOS-1D X MarkIIIのようなプロ用カメラではなく、ハイアマチュア用カメラである。これはキヤノンが公式に発表しているのだが、そのひとつの表れが記録メディアであり、EOS-1D X MarkIIIがCFexpress Type Bのダブルスロットだが、R3はType BとSD UHS-IIのダブルスロットである。もうひとつの象徴がローパスフィルターであり、EOS-1D X MarkIIIはニオブ酸リチウム板の16点分離方式で、解像力をできるだけ高くするようにしている。これに対して、R3は水晶複屈折板の4点分離方式で、EOS R5やEOS R6と同じである。以前書いたように、キヤノンはローパスフィルターにこだわっていて、いままでローパスフィルターを無効化したのは、EOS 5Ds/Rだけで、ほかはすべてローパスフィルター搭載である。この理由はキヤノンは高周波成分によりノイズが生じて、偽解像によるモアレや偽色の発生を看過することができないのだろう。もちろん、約2410万画素というR3はナイキスト周波数が低くなるぶん、モアレや偽色が発生しやすくなるから、ローパスフィルターを装備するのはとうぜんと言える。ソニーα9やα7IIIなどの2400万画素クラスではさすがにローパスフィルターを装備している。ニコンZ6もローパスフィルターを搭載している。ただ、繰り返しになるが、キヤノンEOS R3のローパスフィルターは水晶複屈折板でコストダウンを図っているところが、ハイアマチュア用ということを示しているということだ。 JPEG撮って出し。ニコンD500、AF-S DX VR 18-300ミリF3.5-6.3G、絞りF8、1/500秒、AWB、ISOオート。 #
by hinden563
| 2021-09-24 08:55
| デジタルカメラ
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2021年 09月 22日
ProGrade DigitalがCFexpress Type Aの160GBメモリーカードを発表した。CFexpress Type Aでソニー以外の製品化は初めてである。ソニーの160GBのTypeAカードが約5万円するのに対して、ProGradeのType Aカードは約4万円であるから、ソニーα7SIIIおよびα1のユーザーにとっては朗報ではある。しかし、本質的な問題は解決されていない。なぜ容量が160GBどまりなのか、もっと大容量カードはできないのかという点である。同じCFexpressカードでもキヤノン、ニコン、パナソニックなどに採用されているTypeBは256GB、512GB、そして1TBの製品まである。なぜ大容量が必要かというと、ミラーレスカメラ、とくにハイエンドのカメラでは高速連写すると容量を食うからである。さらに、4K/120pや8K動画を記録するとなるとどうしても大容量の記録メディアが必要なのである。ソニーで言えば、α1は約5010万画素で毎秒約30コマの高速連写ができるため、RAW記録をすればあっと言う間に数10GBの容量になってしまう。また、8K/30p動画が記録できるが、長回しをするととても160GBでは容量不足となってしまう。ソニーがなぜ160GBまでしか製品化していないのか、サードパーティーもどうして大容量のTypeAカードを製品化できないのか、その理由はわからない。しかし、Type Bカードと比べると、転送速度で半分以下、容量に至っては1/3以下であり、これは早晩解決すべき問題だと思っている。ソニーはα7IVでおそらくTypeAとSD UHS-IIのダブルスロットを採用するだろうから、そのタイミングでぜひ大容量のType Aカードを商品化してもらいたいものである。 JPEG撮って出し。キヤノンEOS 7D MarkII、シグマ100-400ミリF5-6.3、絞りF8、1/500秒、AWB、ISOオート。 #
by hinden563
| 2021-09-22 09:31
| デジタルカメラ
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2021年 09月 21日
ニコンがZマウント用の40ミリF2を発表して話題になっている。40ミリという焦点距離とパンケーキ型の短鏡胴が昔のパンケーキレンズを思い出させるからかも知れない。もともと、40ミリという焦点距離は一般的ではなかった。レンズ交換式カメラとして初めて40ミリレンズを採用したのは1973年発売のライツミノルタCL(ライカCL)の標準レンズとして発売されたMロッコール40ミリF2だ。ライカは伝統的に35ミリ、50ミリというレンズ系列だったが、コンパクトライカとしてのライカCLを開発するに当たって、レンズもコンパクトにしたいという方針から40ミリF2を採用したのだった。そして、一眼レフではコニカが1979年にコニカFS-1の標準レンズとしてヘキサノンAR40ミリF1.8を発売した。コニカの場合には、コンパクトカメラのC35シリーズに一体化されたレンズとして38ミリF2.8を採用してきたので、その流れでAR40ミリF1.8を開発したのだと思われる。同じ頃、ペンタックスはsmcペンタックスM40ミリF2.8を発売している。これはまさにパンケーキレンズと呼べる極薄のレンズで、小型軽量のペンタックスMX、MEに似合うレンズだった。個人的にもペンタックスMEに40ミリF2.8を装着して、ペンタックスLXのサブカメラとして1980年のフォトキナ取材に使ったことを記憶している。さらに、オリンパスもOMシリーズ一眼レフ用の交換レンズとしてズイコーオートS40ミリF2を発売している。これもパンケーキレンズと呼ぶのにふさわしい薄型のレンズで、6群6枚の変型ガウスタイプという贅沢なレンズだった。また、ミノルタカメラもMDロッコール45ミリF2、京セラもコンタックスRTS用のカールツアイス・テッサーT*45ミリF2.8を発売している。また、ニコンもフラッシュ撮影用にピントリングと絞りリングを連動させるGNニッコールというパンケーキレンズがあり、後にAi-Pニッコール45ミリF2.8を発売し、パンケーキレンズ陣営に加わった。45ミリという焦点距離は50ミリに近いため、各社ともあまり人気は出なかったようだ。カメラメーカーの中ではキヤノンがパンケーキレンズを出していない(後に、EOS Mシリーズ用にパンケーキと呼べるレンズを出すが)。また、リコーは28ミリF2.8のパンケーキレンズを出している。個人的にはパンケーキレンズというと焦点距離40ミリ、開放F値がF2からF2.8と思っている。今後、ミラーレスカメラ用にパンケーキレンズが登場するのだろうか? Luminar 4.3.3によるAI合成。ニコンD500、AF-S DX VR 18-300ミリF3.5-6.3G、絞りF8、1/500秒、ISOオート。 #
by hinden563
| 2021-09-21 09:44
| レンズ
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2021年 09月 17日
キヤノンEOS R3はソニーα9IIと比べられているが、はたして同じカテゴリーと考えていいのだろうか?個人的な見解では、EOS R3はα9IIとは別カテゴリーのミラーレスカメラと考えている。似ているのは画素数だけ(R3は約2410万画素、α9IIは約2420万画素)とイメージセンサーの性質(両方とも裏面照射積層型CMOSセンサー)であり、ほかはほとんど異なるスペックである。たとえば、連写速度はR3が毎秒約30コマ、α9IIが毎秒約20コマであり、電子シャッターの最高速もR3が1/64000秒であるのに対して、α9IIは1/32000秒である。また、R3は電子シャッターでのストロボ同調ができるのに対し、α9IIはストロボ同調はメカシャッターのみとなっている。EVFの精細度もR3が約576万ドットなのに対して、α9IIは約369万ドットである。AFの被写体自動認識もR3が、人間の瞳、動物の瞳、だけでなく、ゴーグルやモータースポーツの被写体も自動認識するのに対して、α9IIは人間の瞳と動物の瞳だけである。さらに、R3にはα9IIにはない視線入力AF機能が搭載されていて、AFに関してはR3がツーランク上と言っていいだろう。記録メディアはR3がCFexpress Type BとSD UHS-IIのダブルスロットであるのに対して、α9IIはSD UHS-II/Iのダブルスロットである。また、ボディーはR3がグリップ一体型なのに対して、α9IIは縦位置グリップ外付けである。また、α9IIは電子シャッターの売りとして無音撮影を誇っているが、R3は必要に応じて、シャッター音量を調整できるようになっている。R3がα9IIよりも2年遅れて発売されるために、スペックが上なのはとうぜん、という声はあるだろう。たしかにそうなのだが、そうするとソニーはR3を上回るα9IIIを開発中なのだろうか?その場合、α1との棲み分けをどうするのだろうか。いろいろと興味は尽きないEOS R3とα9IIの競争である。 JPEG撮って出し。キヤノンEOS 7D MarkII、タムロン16-300ミリF3.5-6.3、絞りF8、1/500秒、AWB、ISOオート。 #
by hinden563
| 2021-09-17 13:36
| デジタルカメラ
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2021年 09月 16日
キヤノンの35ミリ判ミラーレスカメラに対するアプローチは非常に興味深い。2018年に一眼レフのEOS 5D MarkIVのイメージセンサーと同等のセンサーを搭載したEOS Rを発売。2019年にはやはり一眼レフのEOS 6D MarkIIのセンサーと同等のイメージセンサーを搭載し小型化したEOS RPを発売。そして、2020年には新設計の4500万画素のイメージセンサーを搭載し、8K動画、毎秒20コマの連写が可能なEOS R5、そしてEOS-1D X MarkIIIと同等のイメージセンサーを搭載したEOS R6を発売した。2021年11月には新開発の裏面照射積層型CMOSイメージセンサーと視線入力AFを搭載したEOS R3を発売する。このように、キヤノンの35ミリ判ミラーレスカメラはライバルであるソニーのα7シリーズと重なっていない。強いて言えば、EOS R3がソニーα9IIと重なる部分があるぐらいで、ほとんどバッティングしていないのが興味深い。これに対してニコンは2018年にZ 7、Z 6を発売しているが、スペック的にはかなりソニーα7RIIIとα7IIIに似ていた。2020年に発売されたZ 5もどちらかというとソニーα7IIに似ている。Z6IIとZ 7IIはマイナーチェンジだが、α7IIIとα7RIIIに近く、やはりスペック的には似ている。カメラの開発には時間がかかるものだから、キヤノンがあえてソニーと同じスペックを避けたということはないだろう。ただ、結果としてソニーとは真正面から競合しないことになっているのが興味深いところだ。ニコンはハイエンドのZ 9を今年中に発売する予定だが、ソニーα1とどのように違うのが、それも興味が持たれるところだ。 JPEG撮って出し。ソニーα6300、E 16-50ミリF3.5-5.6 PZ、絞りF5.6、絞り優先AE、AWB、ISO400。 #
by hinden563
| 2021-09-16 14:19
| デジタルカメラ
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