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2024年 02月 29日
今年のCP+2024では多くのストレージメーカーがCFexpress 4.0に準拠したType Bカードを展示し、メーカーによってはこの規格に対応したカードリーダーも展示していた。ただ、CFexpress4.0をデジタルカメラに採用するかどうかはまだ未知数と言える。その理由のひとつが発熱の問題で、連続して長時間動画を記録する場合には放熱対策をしないといけないとされる。その証拠がたとえばNextorageが展示していたCFexpress4.0のカードリーダーで、発熱問題に対応するために、本格的なヒートシンクを搭載している。だから、デジタルカメラも零曲装置を備えないと、発熱問題が起きてしまうという論拠だ。たしかに、カードリーダーのように連続して大容量データを送り込む場合には本格的なクーリングシステムが必要かも知れない。しかし、デジタルカメラで、長時間動画を記録するのでなければ、静止画では発熱はそれほど問題にならないだろう。もちろんなんらかのヒートシンクは必要かも知れないが、CFexpress4.0が採用できないというほどではないと思っている。おそらくキヤノンEOS R1はCFexpress 4.0 Type Bのダブルスロットを搭載するだろうし、ソニーα9IIIもファームアップによって、CFexpress4.0 Type Aのカードに対応してくることになるだろう。パリ五輪は真夏に行われるから、このような高速連写機にはうってつけのテストフィールドであり、おそらくキヤノン、ソニー、そしてニコンもCFexpress4.0に対応したデジタルカメラを限られた報道陣に提供してフィールドテストをするものと思われる。 #
by hinden563
| 2024-02-29 08:00
| デジタルカメラ
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2024年 02月 28日
ニコンがグローバルシャッター搭載のニコンZ hを発表するという噂が出てきた。ソニーα9IIIと同様のグローバルシャッター組み込みの積層型イメージセンサーを持ち、ローリングシャッター歪みがなく、超高速連写が可能で、しかも超高速シンクロも可能であるという。しかし、個人的にはこの噂に懐疑的である。というのはα9IIIに搭載されたグローバルシャッターの積層型イメージセンサーをソニーがそんなに早く外販するとは思えないからだ。もちろん、ニコンがイメージセンサーの仕様書を提出して、ソニーがそれに沿ってイメージセンサーを製造する、ということはあり得る。ただ、それは非常に高価なセンサーとなり、ニコンのコスト要請に応えられるかどうか疑問である。もちろん、可能性としてはニコンがパリ五輪でこのようなグローバルシャッター搭載のミラーレスカメラをテストして、その後売り出すということは考えられないわけではない。ソニーα9IIIが思ったほど売れていないこともあり、ニコンがグローバルシャッター搭載のカメラを出すか、あるいは読み出し速度を早めた積層型イメージセンサーの高速連写機を出すのか、今後の展開が注目される。 #
by hinden563
| 2024-02-28 08:00
| デジタルカメラ
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2024年 02月 27日
キヤノンのEOS R5 MarkIIは画素数4500万画素を維持しそうだという噂が出てきた。以前は6000万画素クラスになると言われてきたが、画素数よりも読み出し速度を重視するようだ。イメージセンサーは裏面照射積層型となり、連写は毎秒60コマになるだろう。また、8K60p動画を搭載すると見られる。つまり、ソニーα1やニコンZ9と同じようなスペックで、それをより低価格で実現することになるだろう。いっぽう、EOS R1は約3000万画素で、やはり積層型イメージセンサーを搭載するが、読み出し速度はさらに高速になっていて、毎秒120コマの連写を可能とするだろう。EOSR5 MarkIIにもEOS R1にも新しいAI技術が使われていて、より進歩した機能を搭載する可能性が高い。AFもクロス測距を備え、精度速度ともに像面位相差AFとしては最高のものになるだろう。発表はEOSR5 MarkIIが先で、EOS R1の公式発表はパリ五輪後になるかも知れない。いずれにしても、2023年は沈黙を守ってきたキヤノンが満を持して発表発売するEOSR5 MarkIIとEOS R1には大きな期待がかかる。 #
by hinden563
| 2024-02-27 08:00
| デジタルカメラ
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2024年 02月 26日
CP+2024の陰に隠れてしまったが、2月22日からカメラ記者クラブ主催のカメラグランプリ2024の「あなたが選ぶベストカメラ&レンズ賞」がスタートした。カメラ記者クラブのウェブサイトの投票ページからオンライン投票するもので、締め切りは4月8日(月)23時59分。つまり、昨年4月1日から今年の3月31日までに発売されたカメラとレンズが対象になる。昨年まではカメラだけが対象だったが、今年はレンズも対象となる点が異なっている。カメラでの有力候補はOM SYSTEM OM-1 MarkII、ソニーα9III、同α7CR、同α7CII、ニコンZ 8、同Z f、パナソニックLUMIX S5IIX、富士フイルムGFX100II、同X100VI、ライカM11モノクローム、同Q3、リコーイメージングPENTAX K-3 MarkIII Monochromeなど。まだ3月いっぱいまで発売期限があるので、もしかするとダークホースが出てくる可能性も十分考えられる。 追記 キヤノンはレンズ交換式デジタルカメラ(一眼レフ、ミラーレスカメラ)で21年間連続のワールドワイドのシェア首位を獲得した。なお、2003年にはEOS Kiss Digitalを発売し、2023年にはEOS R6 MarkII、EOS R8、EOS 100などを発売している。 #
by hinden563
| 2024-02-26 08:00
| デジタルカメラ
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2024年 02月 22日
CP+2024が今日から始まる。新製品はそれほど多くないが、参考出品される製品はそれなりにあると想定される。コシナは昨日、参考出品のレンズ群を発表している。フォクトレンダーNOKTON75ミリF1.5 AsphericalはキヤノンRFマウント、ニコンZマウント、ソニーEマウントで発表され、それぞれ専用の電子接点を持っている。フォクトレンダーAPO-LANTHAR50ミリF3.5VMはMマウント互換のVMマウントで、アポクロマート設計により軸上色収差をかぎりなくゼロに近づけたレンズとなっている。フォクトレンダーCOLOR-SKOPAR50ミリF2.2 VMは全長30ミリのコンパクトな標準レンズである。 ソニーはFE 24-50ミリF2.8Gを5月17日に発売する。価格は18万円前後(税込み)、レンズ構成はEDレンズ2枚を含む13群16枚構成、最短撮影距離は0.19-0.3メートル、絞り羽根は9枚、フィルター径67ミリ。大きさ・重さは74.8X92.3ミリ・約330グラム。<br> パナソニックはLマウントのミラーレスカメラ用の高倍率ズームレンズ、LUMIX S 28-200ミリF4-7.1 MACRO O.I.S.を4月18日に発売する。価格は132,000円(税込み)。また、LUMIX S5IIとのレンズキットも4月25日に発売する。価格は325,000円前後(税込み)。レンズ構成はEDレンズ4枚を含む13群17枚構成、最短撮影距離は0.14-0.65メートル、絞り羽根は9枚、フィルター径67ミリ。大きさ・重さは77X93.4ミリ・約413グラムとこのクラスとしては最小最軽量である。
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by hinden563
| 2024-02-22 08:00
| デジタルカメラ
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